糖尿病治療支援プログラムの紹介
当院が行う糖尿病地域医療支援プログラムです。ご利用希望の支援プログラムがございましたら、当センターまで患者さんをご紹介ください。
1)糖尿病教育入院(ご利用には事前に糖尿病内分泌内科の外来受診が必要です)
2週間教育入院(日曜入院~2週間後の土曜退院)
- 糖尿病と診断されて初めて教育をお受けになる患者さんや、血糖コントロールが困難な患者さん、教育困難な患者さんなどにご利用いただけます。エンパワーメントアプローチなど、学習心理行動理論に基づいた学際的チームによる個別化した集団指導で、参加型の楽しい内容となっています。
1週間教育入院(日曜入院~土曜退院)
- 2週間入院が困難な患者さん向けに行っています。壮年期の方や糖尿病再教育でのご利用をお勧めします。
糖尿病腎症教育入院(日曜入院~土曜退院)
- 糖尿病教育歴のある、糖尿病腎症3A期以降の患者さんが対象です。
低蛋白食の調理実習などを交えた、腎症教育に特化した6泊7日のプログラムです。
2泊3日教育入院(火曜入院~木曜退院)
- 糖尿病食の体験を通して、治療法の見直しや生活習慣のリセットをするためのプログラムです。
72時間連続血糖モニター入院(土曜入院~月曜退院)
- 72時間のCGM(連続血糖測定)入院プログラムです。血糖自己測定だけでは評価が困難な患者さんの血糖値の変動を5分毎に線として把握できます。不安定型糖尿病や無自覚性低血糖、夜明け現象といった病態や食事・運動・薬などの治療効果を評価し、今後の治療計画を立案します。
2)外来糖尿病教室・IGT教室(ご利用には事前に糖尿病内分泌内科の外来受診が必要です)
外来糖尿病教室(奇数月の第2土曜日8:50~14:00)
- 教育入院が受けられない患者さんを対象に、医師や管理栄養士、保健師、薬剤師、臨床検査技師、運動指導士といった複数の専門職が集団指導の形式で行う1日教室です。早期に糖尿病治療に取り掛かる動機付けとしての効果が期待できます。参加費は、昼食付きで患者さん一人につき¥3,150(税込)です。
外来IGT教室(偶数月の第2土曜日9:30~13:00)
- IGT(境界型糖尿病)の患者さんを対象とした1日教室です。食事指導などを交え、病態の悪化を防ぐことを目的とした教育を行います。参加費は、昼食付きで患者さん一人につき¥2,100(税込)です。
3)連携パスを用いた循環型医療連携システム
- 地域のかかりつけ医の先生と糖尿病専門病院の先生が、患者さんの情報をパスシートを用いて共有し、協力して糖尿病患者さんの療養のサポートをするシステムです。
- 毎月の通院がしやすいように定期受診や普段の健康管理はかかりつけ医へ、糖尿病の合併症の検査やお薬の調整などは聖マリア病院で行います。
連携パスシート
糖尿病と初めて診断された患者さんや、治療困難な高血糖の患者さんがいらっしゃいましたら、まず当院へご紹介ください。糖尿病教育や合併症の評価等を行ったうえで治療方針を検討させていただきます。
ご紹介いただいた患者さんはかかりつけの先生方へ逆紹介させていただきますが、必要に応じて連携パスシートと糖尿病連携手帳を用いた循環型の医療連携に移行する事が可能です。かかりつけの先生方で毎月の診察・検査・処方などを行っていただき、当院では数カ月ごとに栄養指導や合併症の評価、必要に応じた再教育を行わせていただきます。
また、当院で初めて糖尿病と診断された患者さんをご紹介する場合もございます。ご興味頂ける先生方にはこちらから出向いてご説明させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。
糖尿病連携手帳
- 当院を受診された患者さんご本人には「糖尿病連携手帳」をお配りしています。この手帳は、(社)日本糖尿病協会が患者さんの自己管理と糖尿病治療の地域連携を目的として作成した手帳です。当院では、連携パスシートとこの手帳を活用し、かかりつけの先生方との医療連携を推進したいと考えています。
- 内容は、糖尿病の診断基準や合併症についての説明、血糖コントロールの指標、検査結果記入欄、療養指導報告記入欄、教育入院の検査結果記入欄といったページ構成になっています。
- 患者さんがかかりつけ医や病院、かかりつけ眼科医、かかりつけ歯科医などを受診する場合にお持ちいただき、地域全体での総合的な糖尿病治療を実現しましょう。
その他のプログラム
- 医師による合併症の評価や、外来診察時の栄養指導(管理栄養士)、保健指導(保健師)、運動指導(運動療法士)を行っています。
- 各プログラムの見学やスタッフの派遣による説明のほか、メールでの質問にも対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。