支援団体のご紹介




特定非営利活動法人 ISAPH
(International Support and Partnership for Health)

ISAPH(アイサップ)は、聖マリア病院がこれまでに実施してきた豊富な国際保健医療協力活動の経験をベースに、草の根レベルでの国際協力による開発途上国の健康な地域づくりを目指すため、2004年に設立された特定非営利法人(NPO)です。パートナーシップ(協調)と技術協力による保健医療の向上を目指し、アジアやアフリカで活動を展開しています。

事業内容
> 開発途上国での住民参加型の地域保健の向上支援
> 天災などによる被災地においての災害緊急医療支援
> 相互の知識と経験を活かした保健人材育成支援

主な活動
地域保健活動
> ラオスカムアン県母子保健プロジェクト
> マラウイ ムジンゲコミュニティプロジェクト

災害救急医療支援
> タイ:津波災害支援活動
> ラオス:カムアン県水害支援活動
> パキスタン:地震災害活動
> インドネシア:ジャワ中部沖地震支援活動






特定非営利活動法人 ISAPHによるラオス中部カムアン県での母子保健プロジェクト


iサイクルによるこれまでの支援状況   特定非営利活動法人 ISAPH
(2016年3月から2016年3月)


ISAPHは、母子保健向上に関わる技術協力を目的に事業を行っていますが、活動地域内では貧困者が多いことから、貧困のため栄養状態が悪く子どもに十分な栄養を与えられない母親への粉ミルク代支援をはじめ、治療費、出産費用などが支払えない住民を対象とした支援も行っております。2011年からはiサイクルからご支援を頂くようになり、その寄付によりビタミンB1欠乏症予防のためのサプリメントの購入のほか、乳幼児への粉ミルク支援をはじめ出産費支援や乳幼児の治療費支援などを行っています。


支援地区はラオス中部のカムアン県セバンファイ郡の以下の3地区です。

1. ビタミンB1サプリメント支援
シーブンフアン地区(人口4,200人) iサイクルによる支援は2011年から
   同地区は貧困者が多く、ビタミンB1欠乏症で多くの子どもが亡くなっていた地域
カンペータイ地区(人口3,200人) iサイクルによる支援は2012年から

2. 出産費・治療費支援
シーブンフアン地区(人口4,200人) iサイクルによる支援は2011年から
カンペータイ地区(人口3,200人) iサイクルによる支援は2012年から
カシ地区(人口1,200人) iサイクルによる支援は2012年から

ISAPHは2011年2月の最初のご寄付より2016年3月までに合計648,010円の寄付金を頂いております。

1. 寄付金
2011年度 56,522円
2012年度 154,651円
2013年度 102,416円
2014年度 106,591円
2015年度 227,830円

合計 648,010円

2. 支援者数
最初の妊産婦健診受診からお産後3か月間の最長10か月間、母親にビタミンB1サプリメントを配布している。なお、対象以外の母親や子どもの分として多めにあげているケースがあるため、配布数が多くなっている。
1)ビタミンB1支援 延べ3307名
2011年度 : 25,000錠 約320名(2011年3月分も含む)
2012年度 : 39,000錠  471名
2013年度 : 49,000錠  1,064名
2014年度 : 13,000錠  1,059名
※ビタミンB1サプリメントはiサイクルの寄付金以外で33,000錠を購入
  2015年度 : 18,000錠   393名
※活動が2015年12月で終了したため支援期間は2015年4月から8か月間で、支援地区は3地区の内の1地区に限ったので、支援者数が少ない。

2)ミルクの支援 延べ34名
2011年度 :   5名
2012年度 :   7名
2013年度 : 12名
2014年度 :  7名
2015年度 :  3名

3)出産支援 延べ32名
2011年度 :  1名
2012年度 :  10名(帝王切開1名含む)
2013年度 :  20名 
2014年度 :   1名 
母子保健の向上をラオス政府の最重要課題とし、出産においても家庭でのお産から医療施設での分娩を推進する目的で2014年6月から県病院、郡病院での出産が無料になった。

4)治療費支援 延べ42名
2011年度  38名(小額な薬支援が多かったが、翌年度から対象者を絞り重篤な者のみとした)
2012年度   4名(2012年度からミルク支援と出産支援を主としたので、支援者は少ない)
※母子保健プロジェクトであるため、母子の健康のための活動(ビタミンB1配布とミルク支援)を優先することとし、治療費支援は2012年度で打ち切った。


以上







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詳細につきましてはホームページをご参照下さい

NPO法人 ISAPH












Canossa Health and Social Center



背景情報
カビテ州ブリハン地区は7つの保健局と11の小さなバランガイ(地区)に分かれており、この地区は首都Manilaの不法占拠者の移転の結果設立された。通信システムは利用可能で、電気や生活用水も供給されている。(※貧困家庭には両方ともない場合が多く、雨水で生活している家庭も多い)地域の全世帯の76%は安全な水へのアクセス権を持つ。

社会·文化情報
ローカルレベルのNGOのみ存在している。人口の大半は貧困ライン以下で暮らしていて、低所得だが生活費は高い。平均学歴は中等教育で、子どもたちの多くは栄養失調である。2、3家族が一つ屋根の下小さな家に住み、不健康な生活環境の中で暮らしているケースが多い。


Canossa Health and Social Center 設立の流れ
1989年8月7日 - スタート
1990年8月15日 - カノッサ健康社会センター設立
1991年4月28日 - 保健·衛生、栄養、生活、技能等の様々なニーズをトンドの貧しい人々が訓練後ブリハンに移転し、衛生コミュニティとしてスタート。


財団の目標
> クリニックの設立を通じてコミュニティベースの健康プログラム(CBHP)子どもの栄養、母子保健、所得創出プロジェクト、スキル·トレーニングを行う。
> トンド、マニラとBulihan再定住エリア内の他の場所からの元住民(不法占拠者)への健康と社会的支援を恒久的なものとする。

貧しい人々のためのプログラム
> コミュニティベースの健康プログラム(CSHP)
コミュニティレベルでの人々が管理する医療システムの構築を支援することを目的とし、ヘルスケアへのアプローチも行う。
> 教育·トレーニング
> 保健サービスの提供、ネットワーク
> 母子保健
> TB患者のリハビリテーション
> メンタルヘルスケア
> 薬局·ラボラトリー
> コミュニティ·ヘルス·プログラム
> 幼児への栄養プログラム
> 所得生産PROJECT
> 奨学助成金
> 青年ボランティアの育成
> 医療従事者の研修
> ホーム参観/ REFERRALS


詳細はコチラをご参照下さい →C.H.S.C.







- 私たちにできること –


現在のフィリピンペソの為替レートは 1ペソ=約2.1円
物価 : 米は10kgで約600円と安い。マクドナルドのセットでいうとセットにデザートやナゲットもつけて約125ペソ=約250円。

Canossa Health and Social Centerによる
低栄養児へのミルク支援では
コップ1杯のミルク 1日1人/15円 = ペットボトルキャップ300個
現在同プログラムでは、近隣地区(1地区)の180人以上の栄養失調の子供達のうち優先度の高い40人の幼児に対し行われています。(プログラム内容:6か月間で基準体重を満たすことを目的とする)


現在 iサイクルでは、上記の低栄養児に対するミルク支援をさせていただいております。
今後充分な寄付金が集まるようになりましたら、奨学助成金支援なども行っていきたいと考えております。





Canossa Health and Social Centerによる寄付金運用報告につきましては、
現在作成中につき、現地から届き次第追ってのご報告とさせていただきます。





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活動実績


受領キャップ総数 12,611,976個 寄付総額 1,462,549

(2010年10月 〜 2016年9月現在)
※寄付総額はキャップ売却益以外の寄付金も含む




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