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血管造影

当院では平成19年4月より、これまで分散していた心臓カテーテル室および血管造影室が統合され新しくIVRセンターとして新設されました。それに伴い老朽化していた装置にかわり最新の装置が設置され稼動しています。これまで以上に、患者さまにより安全で負担の少ない検査や治療が提供できるようになりました。

平成19年10月6日に全国循環器撮影研究会の被ばく線量低減推進施設認定を取得しました。

血管造影検査

手の血管や足の付け根の血管からカテーテル(血管より細く長い管)を挿入した後、造影剤をという薬液をカテーテル先端から注入し血管を連続撮影します。血管の形状や血液の流れなど把握し、必要に応じ治療も行います。

現在主に行われている治療

  • 狭心症、急性心筋梗塞、血管狭窄部に対する風船治療やステント留置
  • 心房中隔欠損の閉鎖術
  • 動脈瘤や出血に対するコイル塞栓治療
  • 肝細胞癌に対するカテーテル治療
  • CTガイド下の生検やドレナージ

所要時間は検査目的で約1時間、治療目的で2~3時間程度です。

血管造影装置

今回導入された装置は、汎用型血管造影装置・心臓カテーテル検査専用装置・血管造影装置とCTが一体となった血管造影専用装置(IVR-CT)の3台で全て最新鋭の装置です。それぞれフラットパネルディテクターを採用しており、広い視野と歪みが少ない画像を提供できる特徴があります。また3D画像の構築が可能で、血管造影の手技はもとより、脳外科領域の手術計画のサポートにも役立っています。

血管造影装置

血管造影の画像

血管造影の画像

造影剤の使用について

血管は造影剤という薬液を使用しなければ写りません。心臓カテーテル検査や血管造影検査、その他カテーテル治療などほとんどの症例で使用しますが、腎機能や造影剤アレルギー歴を事前に調べ、問題ないことを確認し万全の態勢をとり使用しています。

人体への影響

検査や治療は多少侵襲性がありますが、血圧や心電図など常に監視し、担当スタッフも患者様を観察していますので心配ありません。また最適かつ最小限のX線を使用し、面積線量計を用い被曝線量のモニタリングを行い被曝低減に努めています。わからない点などがありましたら、お気軽にスタッフまでお尋ねください。