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MRI:磁気共鳴診断

MRIとは(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)の略です。非常に強い磁石と電波を利用して、体の内部の状態を検査する方法です。患者さんは検査台に寝ているだけで、いろいろな角度から体の断面の写真を撮影することができ、検査時間は20分から50分程度です。

当院では、2台の1.5T MRI装置に加え、2010年4月に3T MRI装置が導入されました。この装置は1.5T MRI装置に比べ、磁場強度が2倍になり、SNR(信号雑音比)と空間分解能が高くなりより良い画像を得ることができるようになりました。また、Multi Transmit(マルチトランスミット)という最新の技術により、安定した画像を得られるようになりました。

特に個人差の大きい腹部、乳房において、画像信号均一性が向上し高画質な画像が得られるようになりました。下記3台の装置で、様々な部位の疾患に対して有用な情報の提供を行っています。

3T MRI 1.5T MRI 1.5T MRI

MRIの特徴

  • 強い磁石と微弱な電波を使って検査します。
  • 大きな音(60~80ホーン)がします。
  • 痛みはありません。
  • 高い組織コントラスト画像が得られます。
  • 自由なスライス方向にできます。
  • 造影剤なしで血管撮影ができます。

臨床画像

頭部MRI 頭部MRA 非造影頚部MRA 非造影下肢MRA
乳房MRI
膝関節MRI 腰椎MRI MRCP

MRI検査のながれと注意事項

MRI検査をより安全に受けて頂くために、検査ごと毎回、安全チェックシートを記入して頂いています。また、金属探知機によるダブルチェックを行っています。

検査のながれ

検査のながれ

注意事項

MRI装置で使われている磁石や電波は、普通の場合は人体への影響はありません。ただし、次のような方はMRI検査を受けることができない場合がありますので、担当医または検査担当者にお知らせください。

 検査を受けることができません 

  • 心臓ペースメーカーや刺激電極などを使用している方
  • 人工内耳を埋め込まれている方
  • 可動型義眼を装着している方

 検査を受けることができない場合があります 

  • 脳動脈瘤の手術を受け金属クリップを入れている方
  • その他手術等で体内に金属が入っている方
  • 妊娠または妊娠の可能性のある方
  • 閉所恐怖症の方

 検査室に持ち込めないもの 

  • 金属類(時計、メガネ、鍵、アクセサリー、ヘアピンなど)
  • 磁気カード(キャッシュカード、テレホンカード、クレジットカード、定期券、駐車券、診察券など)
  • その他(携帯電話、補聴器、入れ歯、カイロ、湿布、マスカラ、アイシャドウ、刺青など)

MRIの造影検査

MRI検査では、より詳しい検査を行なうために『造影剤』を使用することがあります。
以下の方は造影剤を使用できないことがありますので、事前に担当医または検査担当者にお知らせください。

  • 喘息がある(かかったことがある)方
  • アレルギー体質の方
  • 今までに造影剤を使用して気分が悪くなったり、じんましんが出たことがある方
  • 授乳中の方

※造影剤を使用する場合は、年に1回、造影検査説明、同意書に署名をして頂きます。
      (詳しくは、担当医に確認してください)