PET-CT装置とは全身を短時間で撮影できる16列マルチディテクタCT装置と感度、精度ともに高いLSOシンチレーターを搭載したPETカメラを統合させた装置です。
PETの画像とCTの画像を組み合わせることにより精度の高い診断が可能となります。
がん細胞は正常細胞に較べて、からだの栄養となるブドウ糖を約3~8倍も多く、取り込む性質があります。
そこでブドウ糖によく似た放射線を放出する検査薬(FDG)を注射して、その集まり具合を撮影するのがPET検査です。がんの発見や転移・再発の診断に有用で、それぞれの患者様に適した治療法を決定するのに役立っています。また、この検査薬は脳や心臓のエネルギーとして用いられるためその機能をみることもできます。

検査薬FDGは現在まで重篤な副作用(ショック・死亡など)の報告はありません。臨床試験では気分不良、発熱、嘔吐、血圧低下がそれぞれ0.3%と報告されています。
検査薬FDGの放射能による被ばくは通常のCT検査のおよそ5分の1から10分の1程度です。PET/CT検査では、これにCT検査による被ばくが加わりますが、身体への放射線障害が起こることはありません 。
優れた検査ですが限界のあることも知られています。
FDGは脳や腎臓・尿管・膀胱などは正常でも集積が見えるため、これらに発生した癌の評価は困難な場合があります。またブドウ糖をあまり取り込まない癌も診断しにくくなります。こうした癌では他の検査(血液検査や内視鏡など)とあわせることにより診断しやすくなります。サイズの小さな癌、一般的には、1cm以下の病変(顕微鏡レベル~1cm)については取り込みが低く診断しにくくなります。
FDGは炎症や良性腫瘍にも集まる事があり、がんとの区別が困難な場合もあります。

前日から来院まで過度の運動は避けてください。ランニング、水泳、テニスなど。
※患者様によっては、時間をおいて追加撮影(10分程度)を行うことがあります。
※閉所恐怖症の方はお知らせ下さい。
直前のキャンセル、変更はご容赦ください。都合により検査を受けられない場合は、2日前の昼12:00までにご連絡をお願いします。ご不明な点がございましたら下記までお問い合わせください。
聖マリア病院 先進メディカルセンター2F
PET-CT検査室 0942-35-3322 内線2683