ホスピス科
診療部長 島村 易
当院では平成9年9月にホスピス病棟を開設し、現在に至っています。専任医師1名、看護師16名、介護福祉士2名、助手1名、ボランティア16名に、兼任としてリハビリテーション、薬剤師、臨床心理士、栄養士でチームを形成し緩和医療を行っています。
ホスピス病棟とは
- 悪性腫瘍に罹患し、医師が治療困難と判断した患者、または自ら積極的治療を希望しない患者を対象とする。
- 患者と家族、またはそのいづれかがホスピス入院を望んでいることを原則とする。
- 患者が病名について理解していることが望ましい。理解していない場合、患者の求めに応じて適切に病名・病状の説明をする。
- 家族がいない、収入が乏しい、特定の宗教を信仰しているなど、社会的、経済的、宗教的な理由で差別はしない。
ホスピス緩和ケアの基本方針は
- 痛みやその他の苦痛となる症状を緩和する。
- 生命を尊重し、死を自然なことと認める。
- 無理な延命や意図的に死を招くことをしない。
- 最後まで患者がその人らしく生きてゆけるように支える。
- 家族が様々な困難に対処できるように支える。
病棟の説明
- 病棟は男性大部屋(4床)1室、女性大部屋(4床)1室、個室(有料)8室からなっています。
個室はバルコニーもついたとても広い部屋でシステムキッチンも備えており、お部屋で御家族と食事が楽しめます。
4人部屋はプライバシーを守るため、出来る限り広い空間を取りました。
大部屋入院中患者様の急変時用に1室の個室を確保しているため、稼働病床は15床となっています。 - 団欒の場となっているラウンジがあります。ステンドグラスから明るい光が差し込むラウンジ中央には、グランドピアノがあり音楽会なども開催しています。宗派を問わず御利用できる祈りの部屋では、一人静かに過ごしたい時や安らかな祈りの時が過ごせます。その他に、バーカウンター・ライブラリー・バルコニーなどを備えています。
入院までのご案内
- 院内紹介
- 担当医からホスピスをご紹介頂いた後、ホスピスの医師・看護師長が訪室し患者様・御家族様と直接お話しいたします。
- 院外紹介
- 入院あるいは通院中の担当医からホスピスをご紹介頂いた後、外来受診して頂きます。本人が来られない時はご家族様など代理の方での受診ができます。
入院費用について
- 健康保険がお使いいただけます(3割負担:31日間で352、660円、2割負担:31日間で235,100円)。
- 高額医療制度もご利用できます。
- 個室代、おむつ代、食費は保険外となります(自費)。