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核医学診断科

診療部長 桂木 誠

診療部長  桂木 誠

放射能というと「怖いもの危険なもの」とイメージが付きまといますが、これを上手に使うことにより人間の生活に役立てることができます。医療の分野でこれを担うのが核医学といわれる領域です。放射能のある薬剤(通称RIと呼ばれます)を人体に応用し、診断や治療を行うものです。放射能の平和利用の際たるものといえます。薬剤の取扱に習熟した専任の医師、技師、看護師がこれにあたっています。

特徴

当核医学診断科には、一般核医学検査用として2検出器型と3検出器型のガンマカメラ各一台とPET検査用としてPET/CTが設置されています。撮影範囲の広い2検出器型では全身が対象となる骨や腫瘍を、3検出器型では心臓などの小臓器を主に対象としています。他にPET/CT一体型が設置されています。PETは癌の診療用に急速に普及しつつありますが、当院では平成20年から稼動しています。検査薬剤の製造工場が10分程度の距離にあり、薬剤供給の面で当院は有利な立場にあります。各機器に関しては、高度医療機器のご紹介の項でRIおよびPETで提示してあります。

診療領域は臨床核医学全域をカバーしており、各科の要望に応じています。全国的な傾向として、心臓、脳、腫瘍の検査が多いようですが、当院でもこの3領域の検査が大半を占めています。院外施設からも電話にて検査の予約をお受けしています。迅速な対応を心がけています。狭心症、認知症(物忘れ)関連、腫瘍やその骨転移検索などにて依頼をいただくことが多くなりました。

当核医学施設はRIを用いた治療も行っています。現在はバセドウ病のヨード内服治療を糖尿病内科と、骨転移の疼痛緩和を目的としたストロンチウム療法を放射線治療科と、リンパ腫の放射免疫療法を血液内科と、共同で行っています。適応例は広く受け入れています

更新:2009年10月