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クラニオチーム

頭蓋縫合早期癒合症とは、頭蓋縫合が早期に閉鎖するために、頭蓋の変形や脳圧亢進などを生じる疾患です。大きく分けて、症候性の頭蓋縫合早期癒合症(アペール症候群・クルーゾン症候群・ファイファー症候群など)と、非症候性の頭蓋縫合早期癒合症があります。

放置しておくと、頭蓋の変形のみならず、顔面の変形をきたしたり、あるいは脳の発達障害を引き起こす可能性があると言われています。なるべく障害を残さないように早期の手術が望ましいですが、出血などのリスクもあるため、体重の増加とのバランスを見ながら、手術時期を決定します。

当院では、この分野の第1人者である千葉大学の佐藤兼重教授を招聘し、治療を行っています。福岡県・九州圏内で、この領域の手術を多数行っている数少ない施設の一つです。治療にあたっては、当院の特徴を生かし、脳神経外科・新生児科などと連携して行っています。

当院で行っている治療法

一期法:頭蓋骨を切って良い形に組み上げてプレート(主に吸収性プレート)で固定する方法です。治療期間は短くすみますが、出血量が多い・大きな移動が難しいなどの欠点もあります。

骨延長法:頭蓋骨を切って、骨延長器を取り付け、少しずつ頭の形を伸ばしていく方法です。出血量が少なく、大きな骨移動も可能ですが、治療期間が長くかかる欠点があります。

当院で扱っている疾患

症候性頭蓋縫合早期癒合症(アペール症候群・クルーゾン症候群・ファイファー症候群)

これらの疾患では、出生直後から、呼吸・栄養の問題を含めて様々な問題を抱えているお子さんが多く、当院では新生児科の協力を得て、入院管理から自宅での生活に向けた指導まで行っています。手術が必要な場合は、体重の増加を見ながら、生後6カ月過ぎから行う事があります。他施設からの受け入れも積極的に行っています。

非症候性頭蓋縫合早期癒合症

  • 三角頭蓋
  • 軽度三角頭蓋
  • 短頭症
  • 舟状頭蓋
  • 尖頭症

 

聖マリア病院形成外科                                
〒830-8543 福岡県久留米市津福本町422