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新生児科

診療部長 久野正

診療部長  久野 正

対象となる児出生から生後1ヶ月までの新生児期にある児は疾患の内容を問わず、全て治療および入院ケアの対象となります。

疾患は多岐に渡り、外科疾患、内科疾患を問わず、心疾患、消化器、脳外科をはじめ感染症、奇形などバラエティに富み、内容も全人的なケアを目的としています。比率的には低出生体重児(2500g未満)が約5割を占めます。退院児には訪問看護も含め学童期に至るまでの長期的発達フォローアップを行っています。

新生児の地域医療システム化(Regionalization)の確立

『地域で生まれた新生児が、治療を受けられずに死んでいく事がないように』が、フィロソフィーで、《入院依頼があったら絶対に断らない》をポリシーとして地域医療を確立しています。

世界最大の新生児センターと集中治療

126床のベッド数と内30床のNICU(新生児集中治療室)を有し、各種疾患全ての病態に対しての緊急治療体制を確立し、集中治療を含め研修医教育にも力を注いでいます。

研究、教育部門

WHO、ユニセフによるBaby Friendly Hospital(赤ちゃんに優しい病院)の認定を受け、母乳育児を中心に啓蒙、育児支援活動も行います。

得意とする専門分野

  • 新生児期の疾患全ての分野(ただし白血病、悪性腫瘍は大学へ分担搬送)
  • 新生児外科、脳外科領域における術前・術後を通じての呼吸管理を含めた包括的ケア。
  • 大きな特徴は、ただ単に生命を救うという緊急的なものだけでなく、保母・保育士・保健婦なども含めて多くのコメディカルを擁し、新生児の良好なQOLへ向けての情緒発達の援助をしていることです。

    例えば、親と子が参加するリトミック教室(音楽療法)や極低出生体重児への早期療育介入(ティーニ・エンゼル)、親と臨床心理士との話し合い(サロン・ド・ファミーユ)などを定期的に開催しています。

  • 社会に対応すべく、《育児療養科》という部門を開設し、育児不安や育児支援などにも力を注いで、人間の出発点としての全人的なケアをしています。

更新:2009年10月