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大腸疾患

担当スタッフ

 貞苅良彦、中根浩幸

診療内容及び診療目標

 大腸グループは主に大腸がんの診療を行っています。消化器がんは手術のみではなく、化学療法、放射線療法による集学的治療が必要となります。治療は各がんガイドラインに沿い手術、集学的治療を行っております。また、日本内視鏡外科学会技術認定医が在籍しており、低侵襲手術とされる内視鏡下手術も積極的に導入しております。75歳以上の患者さんでは全手術件数の約35%を内視鏡下手術が占めており、高齢の患者さんにも安心して手術を受けていただけます。

大腸がん

 当院における大腸がんの治療については、「大腸癌治療ガイドライン」での方針を基本的に踏襲し、さらに個々の患者さんの病態に合わせた治療を行っています。まず、切除可能な大腸がんの手術は、内視鏡外科認定医の指導のもと、腹腔鏡手術で行うことを基本としています。腹腔鏡手術を選択することにより、創を小さくし術後の疼痛を軽減、術後早期からのリハビリを行うことで、術後の回復を早くして早期の社会復帰を目標としています。また、化学療法にも積極的に取り組んでおり、術後の再発率の低下にも努めています。具体的には、手術後の補助化学療法はガイドラインに則って行い、閉塞を伴う症例や他臓器転移を伴う高度進行した症例に対しては、術前もしくは術後に化学療法を行うことでより根治性の高い治療を行っています。とくに肝転移を伴う症例に対しては、同科の肝胆膵グループと連携し転移巣の縮小・消滅を図り、できるだけ肝切除が可能となるように試みています。進行した直腸がんに対しては、当院の放射線科と連携し、手術や化学療法に加え放射線照射を加えることで肛門温存や根治性を高める工夫をしています。切除不能な進行した大腸がんの際には、忍容性の高い化学療法を行うことで、できるだけ通常の生活を行えるためのサポートをしております。

取り扱っている主な疾患

 大腸がん、大腸悪性腫瘍(結腸がん、直腸がん、消化管間質腫瘍(GIST)、神経内分泌腫瘍(NET)など)、大腸憩室症、結腸軸捻転症

実績(2020年1~12月)

大腸がんの5年生存率

 こちらをご覧ください。

下部消化管の年間総手術症例数

計207例(虫垂炎や小腸疾患は除く)

大腸疾患(虫垂炎は除く)

原発大腸がん手術

  • ・ 合併症は32.7%に認めました。
  • ・ Clavien-Dindo分類GradeⅢ以上の合併症は8.4%に認め、縫合不全(4.6%)、膵液漏(0.9%)、創感染(0.9%)でした。

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