研修科目のご案内
泌尿器科
科の概要
尿路腫瘍、結石、感染症など泌尿器全般を対象にしています。救急手術が必要な精索捻転、尿路外傷の治療などは何時でも可能です。1日も早い社会復帰を目指し努力しています。
得意とする専門分野
- 前立腺癌
- 前立腺特異抗原(PSA)の普及により、前立腺癌が増加傾向にあります。当院では、PSA高値の症例に対しては、前立腺部MRI検査を施行し、その結果を参考にして前立腺生検を施行しております。
- ESWL
- 3年前に体外衝撃波結石波砕装置(ドイツ シーメンス社製リソスター2)を導入し、現在、体外衝撃波結石波砕術(ESWL)を年間約250例施行しております。
- ESWLでどうしても破砕できない症例
- ①経皮的腎尿管結石破石術(PNL)②経尿道的尿管結石破石術(TUL)を施行しています。破石装置はリソクラスターを使用しています。この時は入院加療となります。
成人の包茎(手術適応がある場合)尖圭コンジロームは日帰り手術で施行しています。パイプカット(不妊を目的とした両側精管結紮切断術)は病院の方針で施行していません。尿失禁、男性不妊の専門外来は開設しておりませんが対応しています。
手術室での手術件数は年間約250例を施行しています。腎癌、腎盂尿管腫瘍(尿管の摘出)、膿腎症(結石、尿管狭窄など)、腎摘出手術を施行しており、腎癌については、腎部分切除術、腎腫瘍核出術を行なうこともあります。
- 膀胱癌
- 表在性は経尿道的切除術(TUR-Bt)、浸潤性は膀胱部分切除術か膀胱全摘出術(尿路変更としては、回腸導管術、尿管皮膚瘻術が多い)をその症例のQOLを考慮して施行しています。
- 前立腺肥大症
- 経尿道的前立腺切除術(TUR-P)を施行しています。
- 膀胱結石
- 非常に大きい場合は開腹して行なう場合がありますが、たいていの場合、経尿道的に砕石しています。砕石装置はリソクラスターや超音波砕石装置を症例に応じて使用しています。
- 小児疾患
- 真性包茎、停留精巣、精巣腫瘍等があります。尿道下裂は当院の形成外科にお願いしております。
- 消化器系、婦人科系癌による術後性腎不全
- 尿管ステント挿入や腎瘻造設をその状況応じて施行しています。
- その他
- 後腹膜腫瘍、先天性尿管狭窄、膀胱尿管逆流症、尿膜管疾患(嚢胞、癌)、副腎系疾患(アルドステロン症、クッシング症候群等)、精巣腫瘍、陰嚢水腫、精策静脈瘤、陰茎癌、尿道狭窄等があります。
スタッフ紹介
副院長・診療部長:吉住 修、医員:2名
研修到達目標
GIO(一般目標)
種々の尿路系、男性生殖器系病変を有する患者を診察し専門的治療を必要とするか否かを判断できる。また一般的泌尿器科患者に対し適切な処置を行うことができる。
SBO(個別到達目標)
- 泌尿器系、男性生殖器系の解剖生理を正確に述べることができる
- 患者の病歴を正確に聴取記載できる
- 泌尿器科的触診を正確に行うことができる
- 検尿の採尿法を習得し、検査所見を正しく評価できる
- 導尿を正確にできる
- 種々のカテーテルの使用法を正確に知り実施できる
- 尿道炎、膀胱炎、急性腎盂腎炎、尿管結石などを理解し、救急処置ができる
- 腎外傷、膀胱破裂、尿道損傷を診断できる