研修科目のご案内
循環器内科
科の概要
当科は、昭和55年に循環器センターの内科部門として発足し、循環器センターは、当科および心臓血管外科、小児循環器科で構成されとおり、相互の関係が非常に密ですので、どの年代の患者でも対応が可能です。また手術も含めて患者様にとって最もメリットが多く、かつ危険性が少ない治療法を、夜間や救急の場においても即座に選択することができます。当科のモットーは、「常に患者の立場に立った、患者本位の医療」で、決して医師側の都合でなく、常に患者の立場に立って物事を考える医療をめざしています。
得意とする専門分野
最近急増している狭心症、急性心筋梗塞などの虚血性心疾患が診療の中心となっています。特に急性心筋梗塞に対しては、24時間、365日を通して積極的にPTCA(経皮的冠動脈形成術)やPTCR(経皮的冠動脈内血栓溶解療法)を施行し(年間約80例)、死亡率や心機能障害の軽減化に努力しています。また、狭心症や他の心疾患全般についても積極的に診断治療を行っており、年間約200例のPTCAをはじめ、PTA(経皮的動脈形成術)、PTMC(経皮的僧帽弁輪裂開術)、カテーテルアブレーショおよび年間約900例の心臓カテーテル検査を施行しております。また、高血圧症にも力を注いでおり「高血圧教室」実施しています。これは2泊3日という短い入院期間で、高血圧の原因精査(二次性高血圧の除外)および合併症、他の冠危険因子のチェック等を行い、同時に患者様への教育および食事、生活、服薬などの指導を行うものです。若い方で二次性高血圧の可能性が否定できない患者様や、忙しくてなかなか入院できない方、勉強熱心で生活習慣の改善に意欲のある方などには最適の入院システムです。
スタッフ紹介
診療部長:田代 英樹、主任医長:江島 健一、医長:盛重 邦雄、医員:6名
研修到達目標
GIO(一般目標)
種々の循環器疾患を正しく理解し、その鑑別診断ができ、個別の疾患に対する治療が行えるような能力を習得する。
SBO(個別到達目標)
- 患者への説明が適切にできる
- 一般内科的診察を習得する
- 神経学的所見を正確に評価できる
- 書類の記載が適切である
- 神経学的病巣診断ができる
- 意識障害患者の鑑別診断ができる
- 脳血管障害の病型診断ができる
- 中枢神経感染症の鑑別診断ができる
- 中枢神経緊急症(塞栓、中毒、出血、脳症など)の判断・報告ができる
- 基本的手技ができる(採血、動脈穿刺、挿管、中心静脈栄養、ルンバール、CPBR)
- 専門的手技を理解し指導者と共に行うことができる(血栓溶解療法、高圧酸素療法、低体温療法、瀉血)
- 専門的検査を理解し指導医と共に行うことができる(頚部超音波、経食道心エコー、脳血管撮影、脳死判定、SPECT、CT、MRI)