研修科目のご案内

血液内科

科の概要

血液疾患全般の診療を行っておりますが、とくに高密度無菌室2床、準無菌室7床を有し、難治性血液疾患に対する造血幹細胞移植を中心に診療を行っています。1988年から同種骨髄移植、1990年から自家末梢血幹細胞移植、1997年からは同種末梢血幹細胞移植を行い、現在までの造血幹細胞移植術は150症例に及んでいます。また、当科は福岡県南部で唯一の骨髄移植推進財団指定施設となっており、骨髄バンクを介した非血縁者間骨髄移植にも積極的に取り組んでおります。昨年は臍帯血移植も施行し、今後、前処置の毒性が軽度で中高年にも応用できる、ミニ移植にもとり組む予定です。さらに当院は、エイズ地域拠点病院に指定され、HIV感染症治療やHIV感染症に関する相談にも対応しております。またこのたび献血者のHTLV-1陽性者に対するカウンセリングも行っております。

  • 日本血液学会研修指定施設
  • 骨髄移植財団指定施設(骨髄採取、移植共)
  • 久留米大学集学的治療研究会会員(幹事)
  • PBSCT研究会(急性白血病、悪性リンパ腫)JBSCTG会員

スタッフ紹介

診療部長:今村 豊、医員:3名

研修到達目標

GIO(一般目標)

  1. 基本的な血液疾患の病態が理解でき、診断、治療計画をたてることができるようになる
  2. 患者を尊厳を持った人として取り扱うという、医療人としての最低の常識を身につける

SBO(個別到達目標)

  1. 末梢血液検査所見で異常値を指摘できる
  2. 白血球数、白血球分類での異常を指摘できる貧血を指摘でき、それぞれの貧血のパターンで鑑別診断を提示できる
  3. 血小板の異常を指摘でき、その他の血液所見と比較検討できる
  4. 鉄欠乏性貧血など代表的貧血の原因検索計画治療計画を立てることができる
  5. その他の特殊な貧血について診断治療計画をたてることができる
  6. 穎粒球減少時の適切な管理方針をたてることができる
  7. 感染予防処置を提示できる
  8. 日和見感染症の治療を提示できる
  9. 出血傾向の原因検索をたてることができる。特に、播種性血管内凝固症候群の診断、治療、原因究明ができる
  10. 成分輸血の種類を提示でき、輸血の適応を決定することができる。また、輸血副作用の対処ができる
  11. 造血器腫瘍の診断治療、特に抗癌剤の副作用管理ができる
  12. 悪性疾患に対する医学的、社会的、心理的ケアを行うことができる
  13. 病状の説明を患者、患者家族へ理解しやすい用語で説明できる