研修科目のご案内
整形外科
科の概要
対象はすべての整形外科的疾患ですが、当科は四肢外傷と脊椎外傷・疾患が主体です。患者様の早期社会復帰をめざして日々、努力致しております。その中でも近年増加している高齢者の大腿骨頚部骨折では早期離床を目標に骨接合術、人工骨頭置換術を行い、リハビリ・プログラムにも工夫を重ね、目標に近づきつつあります。 更に最近注目されている膝関節スポーツ外傷・障害についても積極的な治療を行っています。
得意とする専門分野
整形外科一般、高齢者の疾患、手の外科、股関節外科、骨盤外傷、脊椎外科、膝関節外科
スタッフ紹介
副院長・診療科長:吉田 健治、医長:田中 憲治、坂井 健介、医員:8名
研修到達目標
GIO(一般目標)
躯幹および四肢の正常な機能解剖の理解、運動器官の疾患、外傷の治療体系の理解、患者の社会復帰への過程、指導するに必要な知識の獲得。
SBO(個別到達目標)
- 運動器疾患に特有な性質を理解した病歴をとり、入院患者についてPOS方式にてカルテを記載することができる
- 骨、関節、神経、筋肉の構造と機能を理解し、基本的な診療ができる
- 機能障害、能力障害および社会的不利について、障害学を理解し、評価ができる
- スポーツ選手について、運動生理および運動と内因性障害を理解し、全般的および部分的メディカルチェックができる
- 骨、関節の単純X線について、正常像と基本的な異常像が指摘でき、主なX線分類と骨計測ができる
- 整形外科的滅菌、消毒法を理解し、四肢、躯幹の創処置、および手術手技および手術助手が行える
- 膝関節穿刺ができ、関節液の性状について基本的な検査および結果を解釈できる
- 主な関節の関節注射の適応を理解し、自ら実施できる
- 整形外科的保存療法のうち、ギプス固定、鋼線牽引など牽引療法の適応を理解し、手技が適切に実施管理できる
- 骨折の簡単な徒手整復、外固定を行うことができる
- 局所麻酔、簡単な伝達麻酔が実施でき、腱鞘切開、減張切開、簡単な縫合など指導医のもとに執刀できる。また開放創の適切なscrubbing & debridementが行える
- 大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折患者に対する全身的評価、局所的評価(整形外科的)を行うことができ、患者および家族への対応が可能で、指導医のもとに執刀できる
- 開放骨折、多発骨折など重症な骨折の合併症について初期対応ができる
- 基本的なリハビリテーションアプローチが実施できる
- 整形外科領域の老人性疾患について、内科的、精神的合併症および骨代謝を考慮し、適切に対応できる
- 廃用症候群の原因を理解し、その予防ができる
- 筆頭者として研究発表(論文1編、学会発表1回)が適切にできる