研修科目のご案内
小児外科
科の概要
新生児から15歳までを対象とし、外科的疾患の治療を行っています。特に総合周産期母子医療センターの一部門として、産科、新生児科、小児内科と連携し、また久留米大学小児外科とも連携を密にし、24時間体制で臨んでいます。
症例数・治療・成績
均年間手術件数は500例前後。消化器疾患を中心に、心疾患を除く胸部疾患および外傷の治療を行っています。鼠径ヘルニア、停留精巣、臍ヘルニア、包茎などの小手術は、年間約300例で、1泊2日入院を導入しています。特に鼠径ヘルニアの手術時間は一側平均10分未満、術創も平均1.5cmです。新生児症例は、年間約30例で、産科、新生児科とも協力し、母胎搬送も含めて医師搬送システムを確立しています。重症の多発奇形や極小未熟児などを除いて手術成績は良好です。小児期の急性腹症、特に腸重積症は、1500例以上の症例を経験しており、空気高圧整復法により94%の症例が開腹手術を回避できています。さらに穿孔性虫垂炎も非穿孔例と同じ在~土午前中。赤岩科長および他1名が担当している。ただし救急疾患は、24時間体制で臨んでいる。
スタッフ紹介
診療部長:靏(つる) 知光、医員:3名
研修到達目標
GIO(一般目標)
医師として患者および家族に対しての接し方、スタッフとの関わり合いなどを含む人間性を育てる、一般新生児・小児外科、救急外科において、診断、検査、処置、手術を理解する、視診、触診、聴診、問診などから疾患を考え、適切な指示を出せるよう習得する、医師が記録する書類などの書き方を習得する。
SBO(個別到達目標)
- 患者を迅速かつ、的確に診察できる
- 患者、家族に説明が適切にできる
- 小児の生理的・身体的特徴および、成長段階を理解し、年齢に応じた診断ができる。(臍ヘルニア、鼠径ヘルニア、陰嚢水腫、包茎など)
- 先天性疾患を理解し、手術の適応、およびその時期を把握できる
- 新生児の診察、処置、手術を理解する
- 小児の静脈確保ができる
- 小児の気道確保ができる
- 小児の麻酔を理解する
- 小児の輸液管理ができる