後期研修科目のご案内
脳神経外科
後期研修の特徴と目標
脳神経外科専門医取得及び学位の取得を目標とする。頭部外傷、脳血管障害、脳腫瘍、脊椎・脊髄疾患といった一般的脳外科医に必須な症例については多数を経験することが可能。年間の手術症例数は300~400例にのぼる。成人症例に加えて小児の脳神経外科が多数例経験できるのは、当院の特徴とも言える。
Ⅰ.臨床研修年次別プログラムと目標
- 1年次:
- 病院規定の専修医課程プログラムに従い、プライマリ・ケアの習得として救急センター、麻酔科のいずれかを選択する。
- 2年次:
- 脳神経外科(脳血管撮影、CT・MRIの読影。慢性硬膜下血腫、急性硬膜下・硬膜外血腫の手術)
- 3年次:
- 脳神経外科(脳出血の手術)
- 4年次:
- 脳神経外科(クリッピング手術、脳腫瘍手術)
専門領域の選択(脳腫瘍、脳血管障害、脳血管内治療、小児脳神経外科、脊椎・脊髄外科、その他) - 5年次:
- 脳神経外科(脳神経外科専門医試験受験)
- 6年次:
- 脳神経外科(専門医試験合格後に国内留学、海外留学)
Ⅱ.臨床教育プログラム
- 総合CPC(毎月第2火曜日)
- 脳神経外科、脳血管内科、神経放射線科3科合同カンファランス(毎朝8時30分から)
- 脳神経外科手術カンファランス(随時)
- 佐賀脳神経外科懇話会(年2~3回)
- 久留米脳神経外科手術研究会(年1~2回)
Ⅲ.取得可能な専門医、認定医
-
全員が取得可能なもの 日本脳神経外科学会専門医 希望者が取得可能なもの 脳血管内科治療専門医 脊椎脊髄外科専門医
<日本脳神経学会認定脳神経外科専門医試験について>
- 受験資格:
- 受験時に学会入会後4年以上経っていること
卒後研修2年修了後訓練施設にて4年以上の研修歴があること - 受験年次:
- 上記に同じ
- 試験の内容:
- 筆記試験と面接試験
直接手術にたずさわった症例100例の報告一覧を前もって提出する必要あり - 合格率:
- 60%
Ⅳ.当科研修のその他の特徴
聖マリア病院脳神経外科基本方針
- 手術時間をできる限り短縮する。
- カンファランス時間をできる限り短縮する。
- 手術待ち期間をできる限り短縮する。
- 仕事を効率よく終わらせ、できる限りはやく帰宅する。
- 脳神経外科のプロ集団を作り上げる。
- 医局員全員が適切な手術ができるよう育成する。
- 長期間意欲を持って仕事ができるような環境を作る。
後期研修時には、月に4、5回の当直勤務を覚悟してください。救急入院患者が多く、受け持ち患者数も多くなります。受け持った患者さんの手術の際には、指導医のもとで術者として経験を積み重ねてもらいます。意欲ある研修医には年次別プログラム以上の手術経験を与えます。脳神経外科のプロ医師になりたい後期研修医を募集しております。