イベント開催報告
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2025.05.25 谷口雅彦院長がマラウイ共和国を訪問
2025年5月17日から25日にかけての約1週間、聖マリア病院の谷口雅彦院長がアフリカ・マラウイ共和国を訪問しました。
マラウイ共和国では聖マリア病院のグループ法人であるNPO法人ISAPHと聖マリア病院が10年以上継続し、母子の栄養改善活動を行っています。
今回が初めてとなる院長の現地訪問は、「当法人の国際協力とは何か。その本質を自らの目で確かめる必要がある」という強い想いにより実現しました。
現地の村では、5歳未満児の栄養改善を目的とした、離乳食の調理実習や、地域の母親が先生役となって栄養や水衛生について学び合う保健指導の現場を視察しました。
院長は視察を通して、外部からの一方的な支援ではなく、地域住民が主体となり、自らの力で健康を守る仕組みづくりが行われている様子を確認しました。
また、JICA草の根技術協力事業のキックオフミーティングに出席し、活動地域であるムジンバ県の行政委員会に対して、これまでの協力への感謝を述べるとともに、新たなプロジェクトへの協力を呼びかけました。加えて、マラウイ共和国保健省副大臣および栄養局長とも面会し、プロジェクトの国家的意義や今後の持続可能性について意見交換を行いました。
訪問を終えた谷口院長は「私たちが地域医療の現場で培ってきた知恵と経験が、国境を越え、アフリカの地で新たな命を守る力となっていることを実感しました。これは、ISAPHという小さな国際保健団体の献身的で誠実な取り組みの成果であり、それを支えてきた法人・病院職員一人ひとりの理解と支援の結晶でもあります」と語り、今後も活動の継続が重要であることを強調しました。
今後は、マラウイ共和国のムズズ大学と学術連携に向けたMOU(覚書)締結や、JICA草の根技術協力事業の終了後も活動を継続するための体制強化に取り組む予定です。
谷口病院長とマラウイ共和国保健省副大臣ら

母親同士の保健指導を見学する谷口病院長(左)

マラウイの市場の風景

離乳食の試食の様子

出来上がった離乳食を味見する谷口病院長(中央)と足立基医師(右)
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2025.05.21 韓国カトリック医療協会技師研修受け入れ
聖マリア病院では2025年5月14日(水)〜5月21日(水)の1週間、韓国カトリック医療協会の6人(放射線技師2人、医用工学技士2人、作業療法士1人、理学療法士1人)を迎え、研修を行いました。

ヘリポートで記念撮影を行う研修員と当院スタッフ
今回の研修では、聖マリア病院の3部署(診療放射線室・臨床工学室・リハビリテーション室)がそれぞれ研修プログラムを作成し、対応しました。臨床工学室は、高気圧酸素治療室や中央材料室*などで研修を実施。韓国の研修員2人(白衣着用)が、機器の操作方法や治療内容について聖マリア病院の臨床工学技士(青色ユニフォーム着用)から説明を受け、メモをとりながら熱心に質問していました。
※中央材料室:聖マリア病院の手術室や病棟内処置などで使用される器具の洗浄消毒滅菌を行う部屋




研修を終えて、医用工学技士のハンさんは「研修は自分の考えを見直す機会となった。自分は機械のメンテナンスが主な仕事。機械を使う人と修理をする人のコミュニケーションがとても大事だが、お互いの理解が難しいときもある。しかし、日本では機械の使用者と点検者が同じだと知り、とてもうらやましくなった。機械に携わるには、臨床についてしっかり学ぶ必要があることも学んだ」と話しました。
聖マリア病院の対外協力室は、聖マリア病院の基本理念に基づき、開発途上国を中心とした諸外国との国際協力・交流活動を展開しています。
今回の研修で、海外からの研修生受け入れが計128カ国2000人となりました。今後も国際協力機構(JICA)をはじめ諸外国との国際協力・交流活動に力を入れていく方針です。


















