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CKD地域連携外来

CKD診療の必要性について

 人工透析や腎移植を必要とする末期腎不全の方は今も増え続けており、ひとたびここに至るとご本人にとっては多大な苦痛である上に、社会にとっても負担が増えることになります。この予備軍である慢性腎臓病(CKD)の方は日本では数百万人存在するといわれます。
 また、CKDは心血管疾患の独立した危険因子のひとつということが示されており、より早期の適切な診断と治療の開始、および継続的な診療が望まれています。

副院長(診療統括部門4)/腎センター長/腎臓内科診療部長
東 治道(日本腎臓学会腎臓専門医/日本透析医学会専門医)

CKD地域連携外来について

 「CKD地域連携外来」とは、かかりつけ医の先生方と当院のCKD地域連携外来が連携を継続的に行うことで、効果的かつ質の高いCKD治療に取り組むものです。通常診療はかかりつけ医で行い、当院のCKD地域連携外来を3~6ヶ月おきに受診していただきます。受診時に腎機能評価、栄養指導など行い、かかりつけ医の先生方へのフィードバック、治療方針の提案などをさせていただきます。連携を密に行い、患者さんのQOL、ADLを長期間にわたって良好に保つために当院のCKD地域連携外来がその一助となることを希望します。

透析内科診療部長
松井 礼(日本腎臓学会腎臓専門医/日本透析医学会専門医)

CKD地域連携外来受診の流れ

腎臓内科外来のご案内


 ※上記電話番号は連携登録医専用ダイヤルのため、一般の方はご利用いただけません。お問い合わせがある方は、代表番号0942-35-3322にお電話ください。

腎不全保存期への取り組み

教育入院・検査入院

 教育入院・検査入院では専用テキストを使用したマンツーマン保健指導や教育DVD鑑賞、低蛋白食品を使用した管理栄養士による調理実習などをご体験いただけます。

保健指導風景 調理実習風景

腎臓病教室

  かかりつけ医と当院専門医が連携し「患者様の腎臓を守ろう!」を目的として「そらまめくん教室」を開催しています。患者さんの生活に合った腎代替療法を自己選択・決定をサポートするための療法選択外来も開設予定です。

そら豆くん教室(松井先生の話) そら豆くん教室(保健師さんからのお話)

腎代替療法への取り組み

 腹膜透析外来、血液透析外来を実施しています。2015年には生体腎移植を開始しました。
 地域医療支援病院として、シャントトラブル、PTAなどの受け入れもおこなっています。透析合併症や循環器合併症に対しては他科と連携し治療にあたっています。

透析室の様子

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