患者さん向け お知らせ一覧
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2017.06.20 松石レット症候群研究センター長らが記者会見
聖マリア病院小児総合研究センター・レット症候群研究センターの松石豊次郎センター長は6月20日、進行性の神経発達障害レット症候群の症状を改善する新たな治療法開発につながる研究成果を得たとして、共同研究者の一人である久留米大学医学部小児科学講座の弓削康太郎助教とともに当院内で記者会見を行いました。
研究に用いたのはペプチド(アミノ酸の結合)の一種である「グレリン」。10~30代の患者4人にグレリンを1年以上静脈注射し、このうち2人は体のこわばりや震え、睡眠障害などの症状が改善しました。副作用もほとんどなく、現在もグレリンの投与を続けています。今回の発見は、幅広い精神疾患や発達障害に効果を持つ新たな治療薬開発への展望を開く画期的な成果であり、研究成果は世界神経学連合機関誌「Journal of the Neurological Sciences」6月15日号に掲載されました。
詳細はプレスリリース https://www.st-mary-med.or.jp/hospital/pressrelease/20170525/document2.pdf をご覧ください。(広報部)
記者会見に臨む聖マリア病院の松石豊次郎センター長(右)と久留米大学の弓削康太郎助教
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2017.06.12 がん看護外来を開設
がんの症状や治療、生活面での不安や悩みについて、専門看護師・認定看護師が一緒に考え解決できるよう「がん看護外来」を開設しました。患者さん一人ひとりが安心して治療や療養生活が送れるようお手伝いします。
▽対象者
聖マリア病院でがん治療を受けている方
▽担当看護師
・尾形 由貴子(がん看護専門看護師)
・大石 知恵子(緩和ケア認定看護師)
▽外来日
月曜日、火曜日、土曜日(祝日を除く) *予約制
▽料金(目安)
医療保険が適用されます。1回につき3割負担の方は600円、1割負担の方は200円かかります。
▽受診方法
予約制です。担当医師や外来看護師にがん看護外来を受診したい旨お伝えください。外来予約の手続きを行います。
▽相談内容の例
・がんとどのように向き合っていけば良いのか分からない
・がんのつらい症状や治療の副作用で困っている
・治療の説明を聞いたが、よく分からなかった
・治療を続けながら、上手に過ごしていくにはどうしたらいいか
・これ以上の治療は無理だと言われたが、今後どのように生活していけばいいか分からない -
2017.06.09 白血病遺伝子検査についてのお知らせ
白血病キメラ遺伝子検査で、臨床検査会社の株式会社エスアールエル(SRL)は3月24日、過去の検査結果が低値化傾向にあり、誤っていたと発表しました。同社は現在、低値化傾向となった検査期間や原因、対象の医療機関などを調査しているとのことです。
聖マリア病院は、同検査を同社に委託していた時期があり、今回の発表を受けて、同社に対してこれまでの検査結果の可否などを速やかに報告するよう要請いたしました。当院での白血病治療は、遺伝子検査の結果のみに基づいて実施しているのではなく、また当院の患者さんに何らかの影響が出たとの報告も現時点ではございません。万一、影響がみられた場合は、同社と連携し適切に対応いたしますので、何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。本件について不明な点などがございましたら、当院臨床検査センター染色体検査室(電話代表0942-35-3322 内線1005)にて対応いたします。
<続報>
株式会社エスアールエル(SRL)は6月9日より白血病キメラ遺伝子検査の受託を再開しました。
同社は、上記の「低値化傾向にある」分析結果について継続的な検証を行い、また、第三者評価委員会において、科学的・臨床的見地から評価・検証を行いました。それらの結果、「低値化傾向」との分析、判断に誤りがあったことが明らかになりました。さらに、監督官庁に改善報告を行い、検査再開についての了承を得ました。<参考>
株式会社エスアールエルの発表文書
http://www.srl-group.co.jp/information/doc/20170324.pdf
http://www.srl-group.co.jp/information/doc/20170327.pdf
http://www.srl-group.co.jp/information/doc/20170606.pdf
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2017.05.17 聖マリア福岡健診センターのホームページをリニューアルしました
聖マリア福岡健診センターのホームページをリニューアルしました。 -
2017.05.10 聖マリア病院形成外科の治療実績が新聞報道されました
聖マリア病院形成外科(雑賀厚臣診療部長)の乳房再建やフットケアの取り組みが、5月10日付読売新聞朝刊「病院の実力 九州・山口編」に取り上げられました(写真)。この医療企画紙面は、九州・山口8県の主な医療機関への治療実績アンケート調査による医療機関別治療実績件数と症例件数の多い医療機関への取材をもとにした記事で構成されています。
当院形成外科は、手術件数が年間979件(2016年)を数えます。記事では、①人工乳房による再建手術が保険適用された2013年にシリコンインプラントによる再建を取り入れたこと、②患者自身の腹部や背中の脂肪や筋肉を移植する自家組織再建も選択できること、③糖尿病などに伴う足の壊死の予防・治療を関係診療科と連携して行うフットケア専門外来を開設したこと—などを、雑賀診療部長への取材に基づいて紹介しています。(広報部)
<参考> 形成外科のページ
形成外科の診療実績を伝える読売新聞 -
2017.04.26 臨床研究に関するページを更新しました
詳しくはこちらをご覧ください。 -
2017.03.30 聖マリア病院のホームページをリニューアル
聖マリア病院のホームページをリニューアルしました。
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2017.02.08 成人先天性心疾患外来のご案内
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2017.01.16 骨転移した去勢抵抗性前立腺がん治療に新薬を導入
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2017.01.04 脳死下臓器提供実施に対し厚労大臣感謝状
当院はこれまで2例の脳死下臓器提供を実施しました。これに対し、厚生労働大臣より感謝状が贈られました。