医療の質管理本部
「医療の質管理本部」は院長直轄部門として設置され、病院を利用される方々に安心で安全な医療を提供できるような組織風土を構築すべく活動しています。
本部には、医療安全管理部門、感染防止部門、QI管理、患者・職員サービス部門の３つの部門があります。それぞれの部門で目標を立て、聖マリア病院の医療の質向上のため日々努力しています。
医療安全管理部門
日々施設内で発生するインシデント発生状況をモニタリングし、必要に応じて対策案や改善策を実施しています。定期的に部署管理者とのカンファレンスを開催し、情報の共有化を図っています。アクシデントが発生した場合は関連部署を集めて事例検討会を開催し、必要な場合は医療事故調査委員会を招集します。院内の死亡事例は全て把握し、医療行為に問題がなかったか否かを検討しています。さらに、医療メディエーターも所属していますので、日々利用者さまから提起される問題に対して即時対応しております。
詳細はこちらのページをご覧ください。
感染管理部門
感染管理認定看護師１人が専従、１人は専任で従事しています。また、感染制御専従薬剤師を設置し、施設内で発生する耐性菌状況を把握し、現場での指導に当たっています。ICT（インフェクションコントロールチーム）とAST（抗菌薬適正使用支援チーム）と連動し、病棟巡回を実施しながら現場の問題点を洗い出し、改善を促しています。定期的な感染対策研修会の企画・運営を行っています。
詳細はこちらのページをご覧ください。
QI管理、患者・職員サービス部門
QI（クオリティ・インディケーター）とは医療の質を測る指標のことです。当部門では施設内のあらゆる部門に自部門の質を向上させるべくQIを設定させています。目標に挙げたQIを実現すべく実施している行動（活動）を定期的にチェックし、各部門の目標達成のための協力体制を取っています。QI管理会議を開催し、当院の医療の質を評価し、問題点を検出し、改善策を立案しています。また、入院患者アンケートや外来患者アンケートの企画・運営を行っています。投書箱に寄せられた問題点についても毎週チェックし、関係部署に改善を促しています。毎月患者サービス向上委員会を開催し、施設のあらゆる部門と情報を共有しております。
詳細はこちらのページをご覧ください。
利用者さまに安全と安心の医療を提供できるように、医療の質管理本部では医療の質に関連した多岐にわたる項目に対して日々真剣に取り組んでおります。
