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糖尿病センター

概要

 2015年5月より、糖尿病内分泌内科の医師と糖尿病療養指導士(CDE)の各職種代表が兼務の形で結集し、臨床・研修・研究部門として「糖尿病センター」が開設されました。センター長の下に業務を充実させ、糖尿病がある人により良い医療を提供し、地域に貢献すべく病診連携を深め、学会や論文発表なども行ってきました。

人員構成

 佐藤雄一センター長と各職種のスタッフ19人が糖尿病センター会議のメンバーです。また、関連部署のスタッフ(20人)や院内のCDE(27人)が構成員として、糖尿病がある人のケアとサポート、スタッフ向けの研修会や日本糖尿病協会の社会活動を実施しています。

センターの構成別活動内容

外来プロジェクト

地域連携(循環型病診連携)

 23年度も地域連携推進のプロジェクトチームで循環型病診連携状況を確認し、連携登録医訪問などを通して、糖尿病内分泌内科診療部門の診療をサポートしました。
 循環型登録数は計327人、新規紹介患者数は23年度105人でした。CGM検査外来と連携してオンラインでの第3回聖マリア病院糖尿病病診連携の会を23年5月25日に実施しました。72人(医師23人)が聴講しました。
 かかりつけ医へ、当科医師と事務長の訪問を7月中に4件行いました。連携登録医へアンケートを行い、620件中84件(回収率13.5%)の返事を回収しました。アンケート結果は12月に配布しました。事務長と専門看護師による病院訪問を10件行いました。かかりつけ医とIDリンクを用いて情報交換を行う予定です。

院内プロジェクト

病態・治療・合併症管理

 患者さんの病態や治療や合併症の適切な把握のため、院内システム(YahgeeとCITAの連携)によるデータ管理システムの構築を目標に活動を行なっています。情報システム部や医師支援部とも情報共有しました。
 患者さんの情報の診療録内の検索先の情報を収集し、今後入力画面デザインや運用を検討予定です。

研究チーム

CGM検査外来推進

 外来でリブレプロを用いて各職種によるチームでCGM検査外来を行っています。それらのデータを用いて研究発表を行ってきました。現在、インスリン注射やSU剤使用者に対象者を絞り込み、各職種が介入するパターンと、その日にでもオーダーできる検査のみのパターンに変更する予定です。

フレイルチェック

 当科外来受診中の65歳以上の方々に各職種による医療チームでフレイルチェックを行っています。すでに初回チェックから3年目に入り、データ収集と解析に入っています。最終的に論文化を目指すべく、25年度「第68回日本糖尿病学会年次学術集会」発表を目指しています。また、それらの解析から「ハイリスク者の抽出方法」探索を目標にしています。

院内重点課題

他科入院糖尿病治療の標準化

 急性期や慢性期へ移行する際の治療方針やコンサルテーション基準、診療情報提供書の標準化などが必要と考えています。まず急性期に取り掛かるため次項の管理システムの安全な運用と連動して、高血糖対策に取り掛かることにしました。

血糖・インスリン管理(POCT)システムの安全な運用

 当院では入院中の血糖管理が必要な方々について、血糖チェックとインスリン指示確認を一体化した管理システムで運用しています。そのシステムと検査室での血糖データから高血糖を呈する患者さんを把握することが可能です。データ解析を行うと一定数の治療介入対象者が存在することが判明しました。今後チームで対処してゆく予定です。

糖尿病教育重点課題

糖尿病教育入院テキスト改訂

 前回の改訂(2018年)から5年経過しており、改訂が必要な時期となったため、工程表及び分担表作成をしました。

外来糖尿病教室見直し

 外来糖尿病教室は入院できない対象者への教育や教育入院者の再教育などに有意義です。教育側のスタッフは多くの人数を要しますが、参加者が年々減っており、地域の医療機関が利用しやすいように運用の見直しを検討しています。

CDE(糖尿病療養指導士)活動

筑後CDEの会

 筑後CDE認定式と第28回筑後佐賀糖尿セミナーを開始しました。久留米市から委託されている「まちかど栄養健康相談」を3回行いました。

マリアCDEの会

 院内外Web研修会を2回行いました。参加者は102人と105人でした。リリー社が共催しているインスリン50年賞を2人が受賞され、院内表彰を行いました。

糖尿病協会活動

日本DM協会

 糖尿病の集いを六角堂広場で行い、「フットケア」を担当しました。
 世界糖尿病デーをカトリック久留米教会で行いました。
 マリアつばさ会活動ではサークルLとつばさの広場を行いました。

2023年度年報より/更新日時:2025年7月9日

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