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口唇口蓋裂

治療について

 口唇口蓋裂は約500人に1人の割合で生まれる、比較的頻度の高い疾患です。治療は形成外科だけではなく、産科、新生児科、小児科、小児歯科、矯正歯科、リハビリテーション科、耳鼻いんこう科、歯科・口腔外科、看護師、栄養士、社会福祉士など、多職種と連携してチーム医療をおこないます。

治療スケジュール例

治療スケジュール例

  • ● 胎児診断で口唇裂が疑われた場合、出生前でも、形成外科で今後の治療方針を説明いたします。ご希望の方はお気軽に外来にご相談ください(連絡先:0942-35-3322 Cブロック外来)。
  • ● 生後にミルクの飲みが悪い場合は、NICU(新生児集中治療室)への入院が必要になる場合があります。専用の乳首を使用したり、小児科紙によるマウスピース(Hotz床、P-NAM)を作成するなどして、哺乳をサポートしたり、顎形態を改善させたりします。
  • ● 口唇裂は生後3カ月・体重6kgを目安に口唇鼻形成術をおこないます。
  • ● 口蓋裂は1歳・体重10kgを目安に口蓋形成術をおこない、口蓋裂治療後に言語訓練をおこないます。
  • ● 口蓋裂がある場合は中耳炎になりやすいため、耳鼻いんこう科の受診も必要です。中耳炎を繰り返す場合は鼓膜にシリコンチューブを留置することがあります。
  • ● 顎裂は矯正治療を必要とします。4~5歳を目安に矯正歯科を受診いただき、口腔内の状態を評価します。歯を動かすためには顎骨が必要なため、腸骨から骨を移植する手術をおこないます。
  • ● 思春期を過ぎ、顔の大きさが成人と同等になったら、最後の修正術をおこないます。多くは高校卒業時や就職前に手術をおこないます。

唇裂・口蓋裂友の会「ひまわり」

 1986年10月、唇裂・口蓋裂友の会「ひまわり」が誕生しました。
 口唇口蓋裂は比較的頻度の高い疾患です。患者・ご家族と医療関係者との相互の交流、情報交換を通じて、医療の充実を図り、患者さんにとってより良い治療環境を作ることを目的に、奇数月の第4火曜日に母親学級、毎年12月にクリスマス会を開催しています。

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