リハビリテーション科
診療内容・診療目標
リハビリテーション科は中央診療部門として、リハビリテーション室の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士と協働し、主に入院患者へのリハビリテーション医療の提供を行います。
全ての診療科からの依頼に応じて、脳血管障害・脳外傷や神経筋疾患、骨折等の運動器疾患、呼吸器疾患、心大血管疾患、がん・悪性腫瘍などさまざまな疾患により、機能障害や能力低下を生じた患者さんに対して、専門的で高度なリハビリテーション医療を提供します。
当院は久留米医療圏ならびに福岡県南部地域において、高度急性期にも対応できる医療機関であり、特に急性期リハビリテーションの充実を図ることを重視し、安全に訓練を実施するリスク管理を行いながら、発症や入院後、より早期から十分な量と適切な質を持ってリハビリテーション医療を提供することを徹底しています。機能障害や能力低下によっては、急性期入院期間のみでリハビリテーション治療を終了することが難しい患者さんも多くいます。回復期や生活期のリハビリテーション医療は、隣接する聖マリアヘルスケアセンターや地域のさまざまな医療機関などとの連携が必要となりますが、急性期で機能回復のよいスタートをきり、廃用をできるだけ生じさせずに、リハビリテーション治療を途切れなくスムーズに引き継げるように努めます。
院内のさまざまな診療科や診療部門との協働が重要な中で、特に地域がん診療連携拠点病院であることから、がん患者へのリハビリテーション医療の提供では、周術期や治療期のみならず、緩和医療期においてもQOL向上への一助になるよう、緩和ケアチームとの連携を図り、また、超高齢社会において注目される摂食嚥下機能障害では、嚥下回診や嚥下造影検査などで専門的な評価を行い、リハビリテーション室だけでなく、看護部門や栄養部門とも協働しています。
取り扱う主な疾患
※診療内容・診療目標をご覧ください。
症例実績
2023年度処方患者数:7386例
2023年度年報より/更新日時:2025年7月4日
手術実績
※手術実績はありません。
外来体制
※外来診療は行っておりません。
所属医師

リハビリテーション科診療部長
相良 亜木子さがら あきこ
- 出身大学
- 京都府立医科大学
- 卒業年
- 2002年
- 専門医等の資格
-
- ・日本リハビリテーション医学会指導医
- ・日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医
- ・日本心臓リハビリテーション学会心臓リハビリテーション指導士
- ・がんのリハビリテーション研修ワークショップ修了
- ・義肢装具等適合判定医師研修会修了
- ・急性期病棟におけるリハビリテーション医師研修会修了
- ・回復期リハビリテーション病棟専従医師研修会修了
- ・緩和ケア研修会修了
- ・医師の臨床研修に係る指導医講習会修了

田中 攻たなか こう
- 出身大学
- 山口大学
- 卒業年
- 1983年
- 専門・研究分野
-
- ・心臓外科、リハビリテーション


















