リハビリテーション科
診療内容・診療目標
中央診療部門機能としては、福岡県内でも屈指の面積を有するリハビリ室を持ち、運動器、脳血管障害、呼吸、心臓、がん、廃用のすべての疾患別リハビリテーション料を算定することができる体制をとっています。
発病・受傷後、聖マリア病院に入院してすぐにリハビリも始まります。対象は運動器、脳血管障害患者が多いのは事実ですが、内科系疾患や外科手術前後のコンディショニングにも積極的に関っています。急性期リハビリテーションについては九州でも屈指の症例数を誇り、日曜・祝日も継続したリハビリを提供できるように体制を徐々に整えているところです。2015年度にリハビリ依頼のあった初診患者数は5400人を超えています。
地域がん診療連携拠点病院としての機能を支援するべくがんのリハビリテーションにあたる専門チームを組み、がんのリハビリテーション研修企画者研修も受講し近隣と協力して研修会も開催しています。
嚥下障害については対象疾患を脳血管障害に限ることなく先天性疾患から肺炎まで、必要に応じて嚥下造影検査を行ったり、看護師や栄養士も加えたチームで意見交換を行い対応しています。小児科との協力体制で小児の嚥下訓練や嚥下造影検査も行っています。
義肢装具士は毎日来院しており、修理などすばやい対応が可能です。公的制度を利用しての義肢装具・福祉用具調達のお手伝いも得意な領域のひとつです。
2014年10月1日に隣接地に回復期リハビリテーション病棟を主体とした分院である聖マリアヘルスケアセンターを開院しました。リハビリテーション科が管理運営する分院機能をいかして超急性期から生活期までシームレスなリハビリテーションを行っています。今後は退院後の訪問リハビリテーションをもっと充実させて、地域と一体となって進んでいきたいと考えています。
リハビリテーション科の医師もスタッフもさらに増員し、質も上げて、“気がつけばリハが居る”を目指したいと思っています。
取り扱う主な疾患
※診療内容・診療目標をご覧ください。
症例実績
2015年度の中央診療部門としての初診患者は総数5466件でした。
手術実績
※手術実績はありません。
学会発表・論文
※2015年度の実績はありません
外来体制
※外来診療は行っておりません。
所属医師

リハビリテーション科診療部長
渡邉 哲郎わたなべ てつろう
- 出身大学
- 産業医科大学
- 卒業年
- 1994年
- 所属医局
- 産業医科大学リハビリテーション医学講座
- 専門医等の資格
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- ・日本リハビリテーション医学会指導医
- ・日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医
- ・日本リハビリテーション医学会認定臨床医
- ・義肢装具等適合判定医
- 専門・研究分野
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- ・リハビリテーション医学全般、回復期リハ病棟運営

田中 攻たなか こう
- 出身大学
- 山口大学
- 卒業年
- 1983年
- 専門・研究分野
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- ・心臓外科、リハビリテーション