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周術期口腔機能管理科

診療内容・診療目標

 当診療科は2023年度から発足した新しい科です。
 全身麻酔手術では、口から気管へ呼吸をサポートするためのチューブを挿入します。口腔内が汚れていると、大量の細菌がチューブと共に気管・肺の中に押し込まれ、術後肺炎のリスクが高まります。また、著しく揺れている歯があるとチューブを挿入する時に歯を損傷する可能性があります。大きな手術では手術侵襲や薬剤投与などにより免疫力が低下し、口腔内の細菌が原因で感染を引き起こすこともあります。
 入院・手術前から口腔管理を行い、口腔内環境を良好な状態にすることで、手術部位感染、人工呼吸管理時の気管内挿管による誤嚥性肺炎などの術後合併症、脳卒中により生じた摂食機能障害による誤嚥性肺炎、術後の栄養障害の予防などにつながり、平均在院日数が短縮した、また抗生剤投与量が減少したという報告が多数あります。
 当科は、このような周術期の肺炎や感染などの合併症のリスクを下げるために、入院・手術前に口腔内診察を行い、治療や処置が必要な場合は当院歯科や地域の歯科医院と連携して診療を行います。入院中も必要な口腔ケアは継続して行い、患者さんの入院期間の合併症・有害事象の予防、QOLの向上に取り組んでまいります。

取り扱う主な疾患

 周術期合併症の頻度が高い頭頸部、呼吸器、消化器系の悪性腫瘍の手術、心臓血管外科系の手術、人工骨頭置換術等の整形外科手術、移植手術、脳血管手術患者の口腔管理を行います。

  • ・ 歯科疾患を有する患者や口腔生成状態不良の患者における口腔内細菌による合併症(手術部位感染、病巣感染)の予防
  • ・ 手術の外科的侵襲や薬剤投与などによる免疫力低下により生じる病巣感染の予防
  • ・ 人工呼吸管理時の気管内挿管による誤嚥性肺炎などの術後合併症の予防
  • ・ 脳卒中により生じた摂食機能障害による誤嚥性肺炎や術後の栄養障害の予防

症例実績

※新設の診療科のため、実績はありません。

手術実績

 手術実績はありません。

学会発表・論文など(2021年度)

※新設の診療科のため、実績はありません。

外来体制

※外来診療は行っておりません。

所属医師

寺﨑 仁美

周術期口腔機能管理科主任医長(歯科医師)
寺﨑 仁美てらさき ひとみ

出身大学
九州歯科大学
卒業年
2005年
専門医等の資格
  • ・日本歯科麻酔学会歯科麻酔専門医
  • ・日本歯科麻酔学会歯科麻酔認定医
田浦 志央吏

(歯科医師)
田浦 志央吏たうら しおり

出身大学
鹿児島大学
卒業年
2018年
専門医等の資格
  • ・日本歯科麻酔学会歯科麻酔認定医
福原 泉

(歯科医師)
福原 泉ふくはら いずみ

出身大学
九州歯科大学
卒業年
2019年
所属医局
九州大学口腔顎顔面病態学講座歯科麻酔学

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