臨床工学室
概要
臨床工学技士は医療の国家資格として、「医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作および保守点検を行うことを業とする」医療機器にかかる専門医療職で、生命の維持に欠かせない人の呼吸や循環、代謝といった機能を代行、補助する装置(血液浄化、人工心肺、補助循環、人工呼吸器など)の操作および管理を行っています。
人員
臨床工学技士36人
内訳:①ME室23人(機器管理部門7人、手術室・心臓カテーテル部門9人、ICU・浄化部門5人・高気圧酸素治療室2人)
②透析・浄化・内視鏡部門13人(聖マリアヘルスケアセンター透析室・内視鏡室3人を含む)
目標
- 1. ISO9001の品質マネジメントシステムに基づいた医療機器管理を実践する。
- 2. 医療機器の安全を確保し、医療スタッフおよび患者へ安心感の提供に努める。
- 3. 医療機器の購入から廃棄に至るまで、コスト意識を踏まえた管理を実践し、経営的側面に貢献する。
- 4. 高度化、複雑化する医療機器に関して、院内スタッフへの教育を策定し、実践する。
活動概要
医療機器中央管理
- 1. 医療機器一元管理(新規登録、廃棄申請)
- 2. 医療機器保守点検
- 3. 医療機器中央貸出
- 4. 医療機器安全管理部会開催
手術室・心臓カテーテル部門
- 1. 人工心肺症例
- 2. 補助循環症例:IABP、VA-ECMO、VV-ECMO、VAV-ECMO、IMPELLA、ECPELLA
- 3. 心臓カテーテル検査:デバイスチェック、新規植え込み、アブレーション
ICU・浄化部門
- 1. 呼吸器関連:非侵襲的陽圧換気、侵襲的陽圧換気、小児症例
- 2. RST回診
- 3. 浄化関連:HD、CBP、PMX
- 4. アフェレシス:PE、DFPP、DHP、GCAP、LCAP、PBSCH、CART
内視鏡部門:上部内視鏡、下部内視鏡
実績