臨床心理室
部署概要
人員
常勤職員8人、非常勤職員1人(うち5人が公認心理師の資格を有しています)
業務内容
- ①心理検査:知能、発達、人格など年齢や病態に応じた心理検査を実施します。
- ②心理面接:心理病態に合った面接を行います。
- ③心理教育:学校や行政・企業での講義をお引き受けしております。
- ④心理研究:質的および量的研究を行っております。
※①②に関しては、受診科からの紹介となり、予約制です。
※③に関しては、聖マリアヘルスケアセンター国際保健センターが窓口です。
今後の展開
入院患者への心理ケアとして、血液内科病棟患者への化学療法前の不安アセスメント、糖尿病教育入院患者へのストレス講義や病気受容のための心理面接を行ってきました。その幅を広げ、産科病棟患者への出産不安、NICU・GCU入院児親への不安や児の病気受容、がん患者へのACP(Advance Care Planning )面接などをベッドサイドにて行います。
実績
2015~19年度の診療数は、心理検査、患者面接、家族面接とも年々増加しています。
19年度の新規患者数は214件。小児科が77%となり、年々比率が増加しています。
小児科患者の内訳は、心身症や発達障がい、それに伴い集団不適応を起こしている患者さんが多いです。
19年度の心理検査数は811件。定期的に施行する新生児科が多く、次に小児科でした。
19年度の患者面接数は2425件。小児科が48%、精神科が30%でした。
それに伴った環境調整としての家族面接を1329件行いました。