くるめ診療情報ネットワーク協議会
他の医療機関との情報連携のIT化について
IT技術の進歩により、カルテ情報を他の病院やクリニック(かかりつけ医など)と共有することが可能となってきました。今までは紙の紹介状で情報のやりとりをしていましたが、ネットワーク経由で他の医療機関のカルテ情報を参照することが出来るようになってきました。紙でのやりとりに比べ、情報量も多く、迅速です。当院はこの地域における先駆けとして、最新型の診療情報開示システムを導入し、さらにネットワークへの参加を他施設に呼びかけてきましたが、幸い久留米地区の主要医療機関の賛同を得ることに成功し、平成24年8月に「くるめ診療情報ネットワーク協議会(アザレアネット)」が発足し、地域レベルでの広域電子カルテ(生涯カルテ)の実現が目前となってきました。このネットワークを利用した情報連携によって、より正確で迅速な診断と安全な治療が期待されます。