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がん登録室

 がん登録とは、がんの罹患(病気にかかること)や転帰(最終的にどうなったか)という状況を把握し、分析する仕組みです。
 がん対策を総合的かつ計画的に推進することを目的に、2007年に「がん対策基本法(平成18年法律第98号)」が施行されました。
 聖マリア病院は、2008年2月8日「地域がん診療連携拠点病院」として承認され、当初より、当院を受診された全てのがん患者さんの院内がん登録に取り組んでいます。
 さらに、2016年からは「がん登録等の推進に関する法律(平成25年法律第111号)」が施行され全国がん登録が始まりました。これは、すべての病院と一部診療所において、がんと診断された患者さんの情報を国立がん研究センターおよび都道府県へ報告する制度です。全国の医療機関より収集した登録情報は、集計後、国のがん医療対策を検討する資料として活用されます。

がん登録室スタッフ

  • ・がん登録室責任者
    今村豊(第1診療部 副院長)
  • ・がん登録実務者(国立がんセンター中級者研修修了者)
    看護師     1人
    診療情報管理士 1人

業務内容

院内がん登録業務

 「がん対策基本法」の基づき、がんと診断された患者さんの基礎的なデータを聖マリア病院として集積し、がん診療の実態を明らかにする仕組みです。どのような経過で受診され、どのような診断・治療を受け、その結果がどうであったかを登録します。
 病院全体で集めた治療内容や経過などのデータは、国のがん対策へ役立てるため国立がん研究センターへ報告し、当院でのがん診療の実態把握および質の向上のため疫学的研究へも活用していきます。

全国がん登録(地域がん登録)の届出業務

 2016年からは「がん登録等の推進に関する法律」に基づき、がんと診断された患者さんの登録情報(がんの種類、診断情報、進行度など)を、国立がん研究センターおよび都道府県へ届出ております。

生存確認調査業務

 がん登録では、がんと診断された患者の診断・治療、その後の経過を把握するための作業を「生存確認調査」といいます。
 調査方法としては、院内情報にて確認します。また、院内情報にて追跡が不可能な場合は、がん対策基本法に基づき、定期的に住民票照会などによる追跡調査も行っております。この調査で得られた情報は、がん登録の生存率集計の届出や、当院での疫学的研究などに活用します。
 ※住民票照会を行う際には、各市区町村に、「住民基本台帳法(第12条の2)の規定に基づき」調査依頼をしています。その際、患者さん個人の病名や病状などを提示することは、一切ありません。また、その費用を患者さんやご家族に請求することもありません。

個人情報の保護

 「がん登録等の推進に関する法律」において個人情報の保護や管理、刑罰に対する規定が厳しく定められ、これを遵守しています。
 がん登録の業務に従事する職員は、個人情報の取り扱いやデータの処理方法について、国の専門的な研修を受けた者(がん登録中級認定者)が担当しています。

院内がん登録全国収集データの二次利用について

 国立がん研究センターに提出された院内がん登録データは報告書を作成するだけでなく、二次利用として、 ①データのより詳細な集計や研究解析を行って実態を検討する、②全国規模で対象を選び病院からアンケートをお送りして意見をうかがう-などの活動を通じて、国全体で、より良いがん医療、がん対策に役立てることが期待されています。
 これらの二次利用は定められた審査を経て行われるものですが、もし、自分に関する情報が二次利用に使われたくない場合は、当院の窓口へお申し出ください。お申し出があった場合でも、その後の診療に関して不利益が生じることは一切ございません。
 ※データの管理や制度の詳細は、国立がん研究センターがん情報サービスをご覧ください。
 ※院内がん登録の二次利用について
 ※院内がん登録に関するオプトアウトの窓口について

院内がん登録件数の推移

2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
登録件数 1,255 1,239 1,300 1,222 1,435

院内がん登録件数

症例区分別

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