循環器センター
概要
循環器センターは循環器内科、心臓血管外科、小児循環器内科より構成されています。このため赤ちゃんからお年寄りまで広い範囲の循環器疾患の患者さんに対応可能です。
構成
特徴・取り組み
当センターでは、循環器疾患の診療を専門とする内科、小児科および外科の医師が、通常の診察から救急診療までそれぞれの専門的立場から協力しながら、24時間体制で切れ目のない良質で、高度な医療を提供しています。対象疾患についても心不全、虚血性心疾患、不整脈疾患、大動脈疾患、先天性疾患のみではなく、これらの疾患の原因となる高血圧や睡眠時無呼吸など幅広く扱っています。各科の連携がスムーズであるため診断から治療まで、入院から退院までが円滑で迅速に行われています。また、入院直後から退院まで積極的にリハビリテーション介入を行っており、より早期の、そして、より高いレベルでの社会復帰に努めています。
高齢化社会の到来に伴って患者さんの高齢化および重症化が著しいことから、患者さんに低侵襲の検査や治療を行うことを第一としており、あらゆる心臓病や不整脈の診断において、従来行われている検査などとともに冠動脈の虚血の有無を確認可能なFFR-CTなどの新しい低侵襲の検査を導入しています。また、治療においては、冠動脈ステント治療や不整脈に対する焼灼術、冷却剤を用いたクライオアブレーションなど低侵襲でかつ有効な治療を積極的に行っています。カテーテル型の人工心臓であるインペラの導入も行い重症心不全患者の救命率を上げることに貢献しています。
小児循環器においても、開胸手術を行わないでカテーテルで行う欠損孔閉鎖術、異常な血管に対するコイル塞栓術などカテーテルによる治療を積極的に行っています。
心臓血管外科では、低侵襲心臓手術(MICS)も開始しています。骨を切らないため、出血が少なく、傷も小さいのが特徴で、社会復帰が早くなる手術です。
脳梗塞予防の新しいデバイスを用いたカテーテルでの左心耳閉鎖術(Watchmann)や心臓血管外科におけるクリップによる左心耳閉鎖術など、患者さんに最適な治療を提供できる体制になっています。
2024年度より経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)を行っています。循環器内科、心臓血管外科、麻酔科などが協力して従来胸を開けなければできなかった重症の大動脈弁狭窄症の患者さんの大動脈弁置換術をカテーテルで行っています。
内科、外科や小児科の医師をはじめ麻酔科医、臨床工学技士、看護師がそれぞれの立場から連携を取り、患者さんにとって最良の治療が受けられるように努めています。
2023年度年報より/更新日時:2025年7月9日


















