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消化器内科

診療内容・診療目標

 当院消化器内科は、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会の指導施設です。
 当科は8人の医師で診療を行っており、診療大きな柱は「外来診療(救急診療含む)」「入院診療」「内視鏡診療」の三つです。

外来診療

 1日平均約40人、年間延べ12,000人の患者さんを診療しています。疾患の内容は胃や大腸を中心に肝臓、胆嚢、膵臓など、多岐にわたっています。救急診療は、外来診療時間外に受診された患者さんや救急車で搬入された患者さんを中心に診療に当たっています。

入院診療

 当科には1日平均40人前後の患者さんが入院しています。胃、大腸をはじめとした消化管腫瘍性病変の内視鏡的治療は、年間約500人ほどを数えます。特に、大腸ポリープなどの大腸の腫瘍性病変が多く、年間延べ約400人に対して内視鏡下摘除を行っています。通常、3~4日程度の入院が必要ですが、病変が小さな場合には外来での日帰り治療も行っています。2cm以上の大きな病変に対しては、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)という手法により内視鏡を用いた切除が可能です。同様に内視鏡治療ガイドライン適応範囲内および適応拡大の早期胃がんに対するESDも行っています。
 胃・十二指腸潰瘍や大腸憩室などをはじめとした消化管出血や胆石性胆のう炎、胆管結石に伴う胆管炎などの患者さんの多くは、救急搬送または開業医の先生方からのご紹介が多いです。消化管出血では胃・十二指腸潰瘍や大腸憩室出血がその多くを占め、緊急内視鏡で止血処置を施しています。また小腸出血に対してもカプセル内視鏡やバルーン内視鏡を用いた診断、治療を行っています。胆のう炎や胆管炎に対しては経皮的なドレナージや、内視鏡下でのドレナージ(減黄術)を行います。胆管結石を認めた場合は採石術を行っており、その数は年間約200件を数えます。
 その他、肝硬変に伴う食道静脈瘤や胸腹水の治療を行っています。

内視鏡診療

 内視鏡診療は、外来や入院患者のスクリーニング検査から、消化管や胆道・膵臓の腫瘍性病変の診断・治療、消化管出血に対する止血術などが中心です。
 2019年においては、上部消化管内視鏡検査・治療が3,484件、下部消化管内視鏡検査・治療が2,563件、そのうち大腸ポリープ治療は432件、早期の胃がんや大腸がんに対する粘膜下層剥離術は95件でした。内視鏡的逆行性膵胆管造影が362件、カプセル内視鏡検査が65件でした。また消化管出血に対する内視鏡的止血術は172件と緊急内視鏡も行っています。

取り扱う主な疾患

外来診療

 消化管に関しては逆流性食道炎やヘリコバクターピロリ菌感染に伴う慢性胃炎、胃潰瘍、便通障害などの一般的な疾患や胃、大腸をはじめとした消化管の腫瘍性病変、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、胆道・膵臓に関しては胆石症や慢性膵炎などの非腫瘍性疾患や胆嚢、胆管、膵臓の腫瘍性病変、肝臓に関してはB型、C型肝炎や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)をはじめとした慢性肝疾患、肝細胞がんなどが主な疾患です。救急診療では、消化管出血や胆のう炎、胆管炎、膵炎をはじめとした胆道・膵臓の炎症性疾患などに携わっています。

入院診療

スクリーニング検査以外に以下のような特殊内視鏡検査・治療を行っています。

内視鏡診療

 当科におけるスクリーニング検査以外の臓器別、主な特殊内視鏡検査・治療の種類は以下の通りです。

  • ▽食道
    • ● 内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)や結紮術(EVL)
    • ● 食道狭窄に対する内視鏡下拡張術
    • ● 異物摘出術
  • ▽胃
    • ● 早期胃がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
    • ● 胃静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法(EIS)やバルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)
      *B-RTOは放射線科医師協力の下
    • ● 出血性消化性潰瘍に対する止血術
    • ● 胃ろう造設術
    • ● 異物摘出術
  • ▽小腸
    • ● カプセル内視鏡やバルーン内視鏡を用いた小腸疾患の診断・治療
  • ▽大腸
    • ● 大腸病変に対する内視鏡下摘除術(ポリペクトミー、内視鏡下粘膜切除術(EMR))
    • ● 20mm以上の早期大腸がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
    • ● 大腸出血(憩室や血管拡張症)に対する止血術
    • ● 大腸がんに伴う腸閉塞に対するステント挿入術
  • ▽胆道
    • ● 内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)
    • ● 内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)
    • ● ESTの手技やバルーン拡張術を用いた胆管結石の治療や胆道ステント
    • ● 胆嚢炎症例に対する経皮経肝胆のうドレナージ術(PTGBD)
    • ● 胃切除後で通常ERCP手技では困難な症例に対するバルーン内視鏡下ERCP関連処置

症例実績

 ※診療内容・診療目標をご覧ください。

手術実績

 ※手術実績はありません。

学会発表・論文など(2019年度)

外来体制

診察ブロック
A
月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜
午前
  • ・河野 弘志
  • ・柴田 翔
  • ・酒井 輝文

    *再診のみ

  • ・伊藤 陽平
  • ・山田 康正
  • ・長 知徳
  • ・蒲池 直紀
  • ・小林 哲平
  • ・上野 恵里奈
  • ・酒井 輝文

    *除菌

    *要予約

  • ・河野 弘志

    *紹介患者のみ

  • ・深水 航
  • ・岡村 修祐

    *非常勤

    *第1週

  • ・野田 悠

    *非常勤

    *第2,4週

  • ・牛島 知之

    *非常勤

診察ブロック
A
午前
月曜
  • ・河野 弘志
  • ・柴田 翔
火曜
  • ・酒井 輝文

    *再診のみ

  • ・伊藤 陽平
  • ・山田 康正
水曜
  • ・長 知徳
  • ・蒲池 直紀
木曜
  • ・小林 哲平
  • ・上野 恵里奈
金曜
  • ・酒井 輝文

    *除菌

    *要予約

  • ・河野 弘志

    *紹介患者のみ

土曜
  • ・深水 航
  • ・岡村 修祐

    *非常勤

    *第1週

  • ・野田 悠

    *非常勤

    *第2,4週

  • ・牛島 知之

    *非常勤

*診療受付時間は8時30分~11時30分まで。診察開始は9時からです。
*夜間救急は地域医療支援棟1階で受け付けます。

所属医師

河野 弘志

消化器内科診療部長
河野 弘志かわの ひろし

出身大学
福岡大学
卒業年
1988年
所属医局
久留米大学内科学講座消化器内科部門
学位(取得大学)
医学博士(久留米大学)
専門医等の資格
・緩和ケア研修会修了
上野 恵里奈

内視鏡センター長
上野 恵里奈うえの えりな

出身大学
久留米大学
卒業年
2004年
所属医局
久留米大学内科学講座消化器内科部門
専門医等の資格
・日本内科学会総合内科専門医
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
・日本消化器内視鏡学会指導医(指導施設:聖マリア病院)
・日本消化管学会胃腸科指導医
・日本消化管学会胃腸科専門医
・医師の臨床研修に係る指導医講習会修了
・緩和ケア研修会修了
学会役員等
・日本消化器病学会九州支部評議員
鶴田 修

消化器内科主幹
鶴田 修つるた おさむ

出身大学
金沢医科大学
卒業年
1980年
所属医局
久留米大学内科学講座消化器内科部門
学位(取得大学)
医学博士(久留米大学)
柴田 翔

柴田 翔しばた しょう

出身大学
久留米大学
卒業年
2012年
所属医局
久留米大学内科学講座消化器内科部門
専門医等の資格
・日本内科学会認定内科医
深水 航

深水 航ふかみ わたる

出身大学
東京慈恵会医科大学
卒業年
2013年
専門医等の資格
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・緩和ケア研修会修了
菅原 脩平

菅原 脩平すがわら しゅうへい

出身大学
金沢医科大学
卒業年
2015年
所属医局
久留米大学内科学講座消化器内科部門
専門医等の資格
・日本内科学会認定内科医
・緩和ケア研修会修了
渡邉 優征

渡邉 優征わたなべ ゆうせい

出身大学
久留米大学
卒業年
2016年
所属医局
久留米大学内科学講座消化器内科部門
専門医等の資格
  • ・緩和ケア研修会修了
渡辺 大将

渡辺 大将わたなべ ひろまさ

出身大学
山口大学
卒業年
2017年

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