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イベント開催報告

  • 2024.11.15 内定式、入職予定者95人が参加

     社会医療法人雪の聖母会(井手義雄理事長)は11月15日、聖マリア研究センター内の井手一郎ホールにおいて、内定式を開催し、来年4月の入職予定者のうち95人が出席しました。
     式典では、当法人の井手大志副理事長から一人一人に内定証書が授与され、聖マリア病院の谷口雅彦病院長、聖マリアヘルスケアセンターの井手睦病院長からそれぞれ、お祝いの言葉と残りの学生生活を充実したものにしてほしいとのメッセージが送られました。また、学生代表による決意表明も行われ、「早く仕事に慣れて、患者さんのために行動できる医療人を目指して精進したい」と述べました。

    声を掛けながら内定証書を渡す井手大志副理事長
    声を掛けながら内定証書を渡す井手大志副理事長
  • 2024.11.08 第2回聖マリア創縫合コンテスト開催

     聖マリア病院のシミュレーションセンターで11月8日、当院の全研修医を対象にした創縫合コンテストが開催されました。当院は初期臨床研修で、あらゆる状況に対応できるように幅広い知識や技能、経験などを備えたジェネラリスト養成を目指しており、コンテストもその一環です。聖マリア教育・研修センターの主催で今年が2回目。
     全研修医36人が参加したコンテストは、制限時間内に3種類の縫合を終えるという内容。各研修医は緊張しながら正確な縫合に取り組みました。技術向上が目的なので、コンテスト中に医師が指導する場面もありました。形成外科の林稔診療部長ら5人の医師が、針の持ち方や医療器具の利用法、処置中の姿勢、処置の正確性などを評価、採点。3位までの優秀者が表彰され、最も数多く縫合した研修医には特別賞が与えられました。

    コンテスト中も研修医を指導する安永弘医師

    真剣な表情で正確な縫合に挑む研修医ら
     
  • 2024.11.06 東アジアの医療支援、バンビーノ・ジェズ小児病院などと基本合意

     社会医療法人 雪の聖母会(井手義雄理事長)とバンビーノ・ジェズ小児病院(OPBG、ティツィアーノ・オネスティ理事長)、ミラノ外国宣教会(PIME、フェルッチオ・ブランビラスカ総長)は11月6日、カトリックの理念に基づく福音宣教活動の協力を目的に基本合意しました。基本合意書は具体的な活動として、東アジア地域における保健・医療・介護・福祉・教育分野で共同支援への協力などを挙げています。
     OPBGは1869年、イタリア・ローマに設立。1924年に教皇庁に寄贈されて今年で100年を迎え、「教皇の病院」とも呼ばれています。病床数600床を超えるヨーロッパ最大級の小児病院で、世界各地で子どもたちの治療、支援も行っています。
     聖マリア病院とOPBGとの交流は3年ほど前、雪の聖母会の法人司祭(ジュセッペ・ピアッツィニ神父)が所属するPIMEの仲介で始まりました。今後、OPBGが取り組むカンボジアでの医療支援で当院との協力が期待されています。

    基本合意書を手にする井手義雄理事長(前列中央)とティツィアーノ・オネスティ理事長(同左)ら関係者
  • 2024.10.23 ​感染症対策実地訓練、5年ぶりに開催

     聖マリア病院は10月23日、久留米市内で新興感染症疑い患者が発生したことを想定した感染症対策実地訓練を久留米市保健所との合同で行いました。この訓練は第二種感染症指定医療機関として、2類感染症および新型インフルエンザなどの発生時に、迅速かつ適切に対応するために毎年開催していましたが、2020年以降は新型コロナウイルスの影響で開催を見合わせており、5年ぶりの開催となりました。
     訓練には当院と市保健所、近隣の医療機関などからオンライン参加を含めて約90人が参加。市内在住の男性が海外で新興感染症疑いの患者と接触。帰国後、男性本人に発熱などの症状が現れ、新興感染症に感染した疑いがあるとして、市保健所から当院の感染症病床までの搬送ルートや防護服の着脱、検体採取、疫学調査などの流れを確認しました。
     訓練後は参加者による意見交換会を実施。当院安全・感染・QI本部の前野泰樹本部長は「今回は平日の日中の搬送を想定した訓練だったが、夜間・休日に必ずしも現場に人がいるとは限らない。メールや電話以外の手段で関係者に一斉に連絡を取る手段の検討が必要」と振り返り、市保健所の藤田利枝所長が「今日の反省を生かし、対策をするまでが訓練。現場の人員が交代しても安全かつ的確に対応できるように、マニュアル化と日々の訓練を積み重ねていきましょう」と締めくくりました。



    隔離用車椅子で患者を搬送する看護師
    検体採取の流れを確認する聖マリア病院の医師・看護師
    検体採取の流れを確認する聖マリア病院の医師・看護師
  • 2024.10.13 聖マリアヘルスケアセンターで開院10周年記念イベント

     聖マリアヘルスケアセンターは10月13日、同センター前駐車場をメイン会場に開設10周年記念イベント「健康フェスティバル~みんなのそばにヘルスケア~」を開催しました。この日は好天に恵まれ、地域の住民や患者さんの家族など多くの来場者でにぎわいました。会場には特設リングが設置され、九州プロレスのレスラーたちが熱戦を繰り広げ、「ちびっ子プロレス」のコーナーでは子どもたちもリングの上で飛び跳ねました。会場ブースには、骨密度や筋肉量などの測定装置が設置され、健康チェックや相談をしようと地域住民の皆さんが列をつくり,車いすや松葉杖の体験コーナーも人気でした。ステージでは、迫力ある太鼓演奏や切れのあるダンス、優雅なフラダンスなど地域から参加してくれた団体が演奏、演技を披露してくれました。
     聖マリア研究センターの井手一郎ホールで行われたトークイベントでは、九州プロレス理事長の筑前りょう太さんとレスラーの桜島なおきさん、うどんMAPで知られる岡澤アキラさんが登壇し、事前に実施した健康診断結果なども紹介しながら、健康や健診の大切さを訴えていました。最後は岡澤さんが音頭を取り、全員参加のうどん体操で締めくくりました。
     イベントの様子を写真で紹介します。
       
    「地域の皆さん、楽しんでください」とあいさつする
    聖マリアヘルスケアセンターの井手睦病院長

    三潴高校和太鼓部の演奏

    九州プロレスの白熱した試合

    手洗い天使 アワオくんは子どもたちの人気者に

    健康相談コーナーに多くの人が訪れました

    リハビリ体験コーナー

    岡澤アキラさんは自らの健康法を紹介

    最後は全員参加のうどん体操で盛り上がりました
  • 2024.09.30 災害時を想定、福岡県警航空隊と合同訓練を実施

     土砂災害などが発生した際、ヘリコプターを利用して災害現場から病院へスムーズに救助搬送できるように、福岡県警航空隊と聖マリア病院による合同訓練が9月30日、当院タワー(地域医療支援)棟屋上などで行われました。
     訓練は豪雨により耳納連山のふもとで土砂災害が発生したとの想定。県警航空隊9人と病院スタッフ10人の約20人が参加しました。
     県警ヘリ「とびうめ」が屋上ヘリポートに着陸すると、担架に乗せられた重症の被災者を県警職員と当院スタッフが協力して、患者搬送用の屋上エレベーターで院内へ運び込む本番さながらの訓練となりました。
     訓練後、古賀仁士救命救急センター長は「今後も訓練を通じて県警との連携を深め、災害時に迅速に対応できるように努めたい。県警・消防・病院など地域の連携も必要です。今回の訓練での問題点を解決し、いざというときに備えたい」と話しました。

    ヘリから搬送される被災者に駆け寄る病院スタッフ

    訓練後、課題について県警職員と協議する救急科医師
  • 2024.09.09 写真家の浅田政志さん、雪の聖母聖堂を舞台に撮影

     久留米シティプラザが企画する写真展の撮影チームが9月9日、聖マリア病院を訪れ、雪の聖母聖堂内で企画展示用の写真を撮影しました。市内外から投稿された久留米での思い出を写真作品として再現する企画で、カメラマンは家族写真をテーマに活動し、映画「浅田家!」のモデルにもなった写真家の浅田政志さんです。この日は投稿した女性本人をモデルに、ステンドグラスを通した色鮮やかな光の中で、幻想的な一コマを撮影していました。女性は「術後の傷が痛んでいた中、聖堂にふらっと入るとステンドグラスから差し込む木漏れ日とパイプオルガンの音色に迎えられました。とても癒やされて、その日からリハビリの散歩コースになりました」と振り返ってくれました。
     同プラザの写真展示プロジェクトvol.1「写真家・浅田政志×久留米市『わたしとくるめ』」は来年(2025年)3月1日~30日に開催。厳選されたエピソード10作品が館内各所で展示予定です。浅田さんの作品だけにユニークな写真が期待されます。

    なぜかカッパの姿で撮影現場へ向かうカメラマンの浅田さん。
    いったいどんな写真を撮るのでしょうか?
  • 2024.07.17 教皇庁生命アカデミー一行が聖マリア病院を訪問

     教会の生命倫理の促進と擁護に努めている教皇庁生命アカデミー(会長=ヴィンチェンツォ・パリア大司教)の一行が7月11日、聖マリア病院を訪問し、井手義雄理事長や谷口雅彦病院長など病院メンバーと意見を交わしました。訪れたのは、パリア会長のほか、レンツォ・ペゴラーロ書記長、アンドレア・チウッチ事務局長、カルロ・カサローネ科学担当の計4人。9、10日の両日、広島で行われた人工知能(AI)利用の倫理問題をめぐる世界各地の宗教指導者らの会合に出席するために来日していた一行は、聖マリア病院と教皇庁が運営するバンビーノ・ジェズ小児病院は国際協力協定を締結するなどバチカンとの関係も深いことから当院に立ち寄りました。雪の聖母聖堂で行われたミサにも、地元信者と共に参列しました。
     X(旧ツイッタ―)の教皇庁生命アカデミーのアカウントでは、パリア会長の聖マリア病院訪問が伝えられました。


    @PontAcadLife より
  • 2024.03.17 「聖マリア病院前」に駅名変更、記念式典に300人

     聖マリア病院の最寄り駅である西鉄天神大牟田線「試験場前」の駅名が3月16日、「聖マリア病院前」に変更されました。当日に同駅構内で行われた駅名変更記念式典には、西鉄や久留米市、地域の関係者のほか、鉄道愛好者や一般利用客など約300人の方が訪れ、テープカットで新たな門出を祝いました。雪の聖母会の井手義雄理事長が「駅を中心とした安全、安心で優しいまちづくりを目指したい」とあいさつしました。

    詳細(案内PDFファイル)

  • 2023.12.11 ​聖マリア病院開設70周年と聖マリア学院看護教育50周年を祝う

    1953年の病院開設以来、地域医療に取り組んできた聖マリア病院は2023年9月25日に、開設70周年を迎えました。同じく看護教育50周年となった聖マリア学院と共に節目を祝う記念式典が昨年12月9日、福岡市中央区のヒルトン福岡シーホークで開かれ、国内外からカトリックや医療、大学の関係者など約400人が出席しました。病院を運営する社会医療法人雪の聖母会の井手義雄理事長は、カトリックの理念に基づいた病院の歴史を振り返った上で、「さらに理念を高めて、強めて、継続していくよう努めたい」と誓いを新たにしました。
     バチカンからはフランシスコ教皇様からのお祝いのメッセージが届き、会場では「聖マリア病院が、社会全体に向けて、希望と福音的な愛の模範であり続けることを期待しています」などと励ましのお言葉が紹介されました。また、特別記念講演会では、政府のコロナ対策分科会長を務められた公益財団法人結核予防会の尾身茂理事長が「コロナ・これまでとこれから」と題して、コロナ対策の最前線で経験した苦悩や新たなパンデミックに備える必要性などについて話しました。


    ㊤会場で紹介された教皇様からのメッセージ ㊦㊧あいさつする
    井手義雄理事長 ㊦㊨尾身茂氏の特別記念講演会
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